なりたい自分になればいい

おはようございます。
陶話作家のクメ タマリです。

あるカップルがいます。

彼氏のほうは，音楽で身を立てようと，バイト代を全てつぎ込んで勉強中。
彼女はとても不安定で，でも，長くかかった高校を出てからは仕事をパートですがまじめに続けてます。
しかし彼女には野望があって、いつか自分の会社を持ちたいと考えている。
それまでする様々なバイトは，その日のための経験である。
あらゆる経験をしようと思っている。

う～ん・・・・・スケールの点で言うと，あきらかに彼女がでかい。

でも、これって、どちらが良いとか悪いではない。
家にいて，楽器を弾きながら子どもの世話をする事が幸せと思う感性と，
世界に羽ばたいて，自分の可能性をどこまで伸ばせるチャレンジする事に幸せを見いだす感性と，
どちらが良いの悪いの，上だ下だと言うのはナンセンスです。

どのような人間になろうと，それは個人の欲求にまかせるしかありません。

誰かが行ったように，（確か，道夫さん）トマトはトマトの道を行く。高級マスクメロンでは歩けない道を行くのです。

誰にも，侵害できない道です。

私は，「結果だけが全て」と言う言葉を信じません。

生まれた瞬間から，「死ぬ」ことを結果として運命づけられている私たちは，それまでの道のりを自分の望んだ自分を見つけ出す事に費やします。

何になっても良い。自分が望んだ自分になる。
この道程こそが人生なのだと思うからです。