おはようございます。
ebcアトリエのカフェ担当、「カフェたまり」のオーナークメタマリです。
先週の土曜日、郡山駅前での路上パフォーマンスのため、早朝から東北新幹線に乗りました。東北新幹線に乗るのは、そう言えば初めての事。
かつて会津の山中にキャンプに行ったのも、車で行ってしまったから、なかなかこれまで乗る機会がありませんでした。
東京駅から郡山まで約1時間半程でつきます。あっという間だ。うたた寝しているうちにつく感じ。
郡山駅西口につくと、福島の女たちのメンバーの森園和重さんがご主人の運転する車で迎えに来て下さいました。
前日に「連れて行きたい所があったら、連れて行って下さい。」と言ってあったので、市内でも線量の高い、いわゆるホットスポットの酒蓋公園と荒地公園に訪れました。
線量計を手に、入るとすぐに線量計が1.4になり、一番高い所で1,68マイクロシーベルト。公園内にあるモニタリングポスト(線量計)でも、0,888マイクロシーベルト。
これって、毎時だから、一年間にしてみると、24(時間)をかけて、さらに365日をかけると一番計数の低かったモニタリングポストの場合でも、年間386.312、一番線量の高かった池のそばでは14.716.8マイクロシーベルトになります。
一年前には、80マイクロを越える所もあったそうで、除染の効果はそれなりに上がっているのでしょうが、毎時1.68はやはり高い。
酒蓋公園の水の減った池には、何10羽もの鴨がのんびり泳いでいて、水の中に頭を突っ込んでは、水草を食べています。森園さんは、ずっと「ごめんね、ごめんね」を繰り返していて、1年後、この子たちはどうなっているのだろうかと、暗い思いになります。
場所を荒れ地公園に移し、公園に入ってしばらくするとわたしは目の奥が締め付けられるように重くなり、頭に金環をはめられたように痛くなりました。放射能の影響だろうと言われました。この公園には除染したために出た大量の土砂を埋めておくいわゆる仮置き場になっており、しかも、何の立て札も無く、知らない人や、子どもたちは何の気兼ねも無く、散歩をしていたりします。
この日も、暑かったのであまり人は出ていなかったのですが、埋め立ててあるそのすぐそばで、高校生の女の子たちが遊んでいて、高線量の話をして、その場を離れるようにうながしました。
特に、木のベンチは除染がきかないそうで、確かに線量計を置いてみるとあっという間に1.5を越えます。
何も注意を喚起する立て札がないので、小さな子どもとお母さんが腰掛けてお弁当を食べていたりするのを見かけ、思わず声を上げそうになる、と、森園さんが話していました。
ちなみに、私のこの症状は一日続いたのですが、宿の裏磐梯に向かう電車が駅8つくらい行った所で、突然無くなりました。本当に放射能の影響だったのだなあと、空恐ろしくなりました。
私はこの一日だけですが、郡山の市民のようにこの高線量の中で日々暮らすのは、本当に大変な事だと思います。
特に、この一日だけでも多くの幼い子どもたちを見かけました。
子どもたちを避難させなくてはと、強く、思いました。
「ふくしま集団疎開裁判」のサイトを是非ご覧下さい。
ebcアトリエのカフェ担当、「カフェたまり」のオーナークメタマリです。
先週の土曜日、郡山駅前での路上パフォーマンスのため、早朝から東北新幹線に乗りました。東北新幹線に乗るのは、そう言えば初めての事。
かつて会津の山中にキャンプに行ったのも、車で行ってしまったから、なかなかこれまで乗る機会がありませんでした。
東京駅から郡山まで約1時間半程でつきます。あっという間だ。うたた寝しているうちにつく感じ。
郡山駅西口につくと、福島の女たちのメンバーの森園和重さんがご主人の運転する車で迎えに来て下さいました。
前日に「連れて行きたい所があったら、連れて行って下さい。」と言ってあったので、市内でも線量の高い、いわゆるホットスポットの酒蓋公園と荒地公園に訪れました。
線量計を手に、入るとすぐに線量計が1.4になり、一番高い所で1,68マイクロシーベルト。公園内にあるモニタリングポスト(線量計)でも、0,888マイクロシーベルト。
これって、毎時だから、一年間にしてみると、24(時間)をかけて、さらに365日をかけると一番計数の低かったモニタリングポストの場合でも、年間386.312、一番線量の高かった池のそばでは14.716.8マイクロシーベルトになります。
一年前には、80マイクロを越える所もあったそうで、除染の効果はそれなりに上がっているのでしょうが、毎時1.68はやはり高い。
酒蓋公園の水の減った池には、何10羽もの鴨がのんびり泳いでいて、水の中に頭を突っ込んでは、水草を食べています。森園さんは、ずっと「ごめんね、ごめんね」を繰り返していて、1年後、この子たちはどうなっているのだろうかと、暗い思いになります。
場所を荒れ地公園に移し、公園に入ってしばらくするとわたしは目の奥が締め付けられるように重くなり、頭に金環をはめられたように痛くなりました。放射能の影響だろうと言われました。この公園には除染したために出た大量の土砂を埋めておくいわゆる仮置き場になっており、しかも、何の立て札も無く、知らない人や、子どもたちは何の気兼ねも無く、散歩をしていたりします。
この日も、暑かったのであまり人は出ていなかったのですが、埋め立ててあるそのすぐそばで、高校生の女の子たちが遊んでいて、高線量の話をして、その場を離れるようにうながしました。
特に、木のベンチは除染がきかないそうで、確かに線量計を置いてみるとあっという間に1.5を越えます。
何も注意を喚起する立て札がないので、小さな子どもとお母さんが腰掛けてお弁当を食べていたりするのを見かけ、思わず声を上げそうになる、と、森園さんが話していました。
ちなみに、私のこの症状は一日続いたのですが、宿の裏磐梯に向かう電車が駅8つくらい行った所で、突然無くなりました。本当に放射能の影響だったのだなあと、空恐ろしくなりました。
私はこの一日だけですが、郡山の市民のようにこの高線量の中で日々暮らすのは、本当に大変な事だと思います。
特に、この一日だけでも多くの幼い子どもたちを見かけました。
子どもたちを避難させなくてはと、強く、思いました。
「ふくしま集団疎開裁判」のサイトを是非ご覧下さい。