タマリの 希望・日常・幸せブログ あ~今日も一日おもろかったい

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シロアリ退治

2014-04-08 13:52:16 | おもろかったい
仰臥したまま、枕もとの窓から藍みがかった灰色の空を仰ぐと、月は上半分が欠けていた。

春の中ごろだというのに、窓を透して空気の冷たさが伝わってくる。

右側の壁に、時々光のついたてが横切る。夜更けだというのに、車が通りすがる、そのライトの反映を不思議な思いで眺めている。

猫が来た。

妙な時間に目覚めてしまって、寝付けなくなった私の気配を察したのだろう。

ごろごろとのどを鳴らしながら、鼻の頭をなめて布団に入れろと催促する。

身体が冷えている。この春は、ひやひやと、妙に背筋の冷える春だ。
私だけだろうか?


昨日は、アトリエにシロアリ駆除の業者が来たのだった。

朝、鍵を開けてはいると、4時ころまで絵画の作成で作業をしていたという絵描きが一人、長いすで寝袋に包まっていた。

謝りを入れてから、業者に入ってもらう。

すでに、大家さんの住まう上の階の庭には、シロアリをおびき寄せるためのポッドが仕掛けられている。
これが効いてくれれば、来年は羽蟻に遭遇しないで済むらしい。


シロアリは、普通のアリと同様に土の中に巣を作る。

被害が目に見える柱などに巣食っているように思うが、実は、それはただの餌場で、えさを食べるためだけに柱にやってくる。食べ終わり、巣に運ぶえさを仕入れると、元の土の中に戻っていく。

これまでは、やられたところ、つまり餌場のほうに薬剤を大量にまいて、やってきたシロアリを駆逐するというやり方が一般的だった。
これでは、対症療法のようなものだと感じた。
薬剤によるアレルギーなども聞く。

しかし、今回お願いしたやり方は、その巣のほうをアタックして一網打尽にするというもの。

家の周り、シロアリが済んでいそうな庭など、土の部分に、3メーター置きにポッドを埋めて何年かかけて様子を見ていくそうな。


ネットで調べると出てきますよ。