俺tananobu 8月で58歳になりました
この年になると
「何でも最初は疑ってかかる」
ようになりました
いろんな情報を聞いても
「なるほどな~ でも、それって・・・」
てな調子で はなから信じることが出来ないのだ
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まあ
俺も若い頃は「素直」で「いい人」だった・・・
「何でも素直に受け入れるいい人」だったのだ
が
買った商品が使い物にならないクズだったり
収入に見合わない「高い掛け金の保険」に
まんまと入らされたり
営業マンの駆け込みノルマ達成のため
無理やりクルマ購入の契約を
させられそうになったり
先物取引の強引な勧誘電話に
あわや「お断りします」と言いうのを
「いいです」(断るの意味)と言いかけて
危なく300万円が消えてなくなる所だったり
挙句の果て 建設会社に「住宅建設で騙されたり」
などなど
ばかばかしいほどの色んな経験を経て
「まずは疑う」オヤジになってしまった
・
・
そのオヤジが
昨日夕方のNHKテレビを見てたら
「クチコミ」のお話が始まった
「クチコミ」
例えば物を買う、美味しい店を探す時
今の消費者は事前にネットに書き込まれた「クチコミ」を
大いに参考にしてるというのだ
・
「すごくジューシーで美味しかったですぅ~~」
「その商品 全然使いやすく、ありかな?」
などサイトに書き込まれたコメントを
参考にして購入決定を判断するのだろう
・
まあ俺tananobuは
「まずは疑うオヤジ」だから
見も知らぬ他人が書いた感想など
参考にはしない
考えれば その「クチコミ」を
信じる(とまではいかないまでも)
おおいに受け入れる事が出来る若い人
(が大多数だろう)
は ある意味幸せだと思う
・
てなことを考えながら 番組を見てると
なんと
そのネット上の「クチコミ」をビジネスにしている
会社があるというのだ
はぁ~?
それって何?
「クチコミ」を作るってこと?
・
何なのかは番組で紹介されてたが
例えば菓子メーカーが自社の新商品を売り出したい時
その「クチコミ会社」に依頼する
その「クチコミ会社」は「契約したブロガー」に
その商品情報を提供する
また ブロガーたちを
招待してそのお菓子の発表会を開き
商品の素材、製法のこだわりなどを説明する
もちろん試食会もある
・
それを受けて ブロガーが
自分のブログにその商品の紹介をしたり
「感想の欄」にコメントを入れたりする
・
消費者はその記事やコメントを
購買の参考にする
その結果 商品の売り上げが短期間で
何倍にもなるとのこと
(大筋はこんなお話でした)
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ん!?
それって ちょっと違うんじゃない?
あきらかに「仕込み」やん!
と俺
番組の司会のおっちゃんも
「それってサクラじゃないですか!」
とあきれる始末
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「クチコミ会社」いわく
「記事にしてくれ」と「強制はしていない」
と言ってるらしいが
まあ 逃げ道は用意しているのだろう
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また
そんな「ちょうちん記事」を書いて
「楽しいですぅ~」
と喜んでいる
ブロガーもブロガーだ!
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本来「クチコミ」ってのは
自腹切って 自分の意思で
食ったり 使ったりして
「よかったよぉ~」
「おいしかったよぉ~」と
感動のほとばしりが言葉に
なったものが「クチコミ」だろう
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意識的に作り上げるものは
「クチコミ」でもなんでもない
宣伝広告たい!
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こんな手法が当たり前になっていく事が
残念です!
さみしいです
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ブログって
21世紀に生きる私達が手に入れた
素晴らしいコミュニケーションツール
だと思う
もっと 大切に使って行こうじゃありませんか
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と えらそうに言えるほど
俺のブログは
立派なブログではありませんが(汗)・・・・
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