ガンバレ、ニッポン

なんか、不安定なニッポンですね。

[インタビュー]慰安婦問題を貿易のように交渉すべきではない

2016-01-01 14:40:33 | 政治、経済
ソースから


アレクシス・ダデン米コネチカット大学教授
「少女像の移転を求めるのは笑える話 
日本が植民地官僚の銅像の撤去を求められたら、撤去するだろうか」

 安倍晋三政権による歴史歪曲の試みについて、今年初めに世界の歴史学者の批判声明を主導した、コネチカット大学のアレクシス・ダデンン教授は、韓日による慰安婦の合意と関連し、「歴史問題と関連した政治的合意を『最終的な』解決と主張するのは不可能だ」と強調した。

 ダデン教授は28日(現地時間)、ハンギョレとの電子メールインタビューを通じて「歴史問題は貿易交渉や核兵器システムの交渉とは全く異なるものだ」として、このように述べた。両国政府が今回の合意について、「最終的かつ不可逆的な解決」を宣言したこと対して、批判的な立場を示した。

 ダデン教授はまた、今回の韓日間の合意で慰安婦少女像(平和碑)の移転問題が取り上げられていることに関連し、「笑える話」だとし「韓国を植民地化し、支配するために積極的に関与していた人々の銅像が、日本の至る所にあるが、韓国政府がこれらを撤去するように求めたら、どうなるだろうか」と反問した。また「少女像は残酷さに曝された数多くの被害者を追悼するために韓国の市民団体が建てたもの」とし「(少女像の移転を)韓国政府が受け入れることも、日本政府が要求することも、あってはならない」と強調した。

 ダデン教授は「(慰安婦)被害者たちの歴史を、(現実ではなく)歴史として捉えられるようになった幸運な私たちが、被害者に『この程度でいい』と言うべきではないという点を理解することが、本当に重要だ」として、合意案が慰安婦被害者たちが受け入れられる内容でなければならないと強調した。

 このような観点からダデン教授は、「被害者が自分の歴史や今回の合意に対する懸念、他の結果を望んでいることなどと関連し、意見を述べられるようにすべきだ」として、「このような場合のみ、韓国だけではなく、中国や台湾、フィリピン、ミャンマー、オランダなど、日本帝国主義時代におけるすべての地域の被害者たちに、より生産的なものになるだろう」と述べた。彼女はこのような過程が「政策の立案過程と同じでないが、社会の結束を維持するために非常に重要である」と付け加えた。


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