ガンバレ、ニッポン

なんか、不安定なニッポンですね。

風俗からの卒業を支援 「40歳の壁」前に次の道へ

2016-05-16 06:18:29 | 政治、経済
普通の女性が頑張っても

月給は15万円程度、ここ20年くらい変わっていないのでは?

アルバイトでも時給750円から1000円程度でやはり20年変わってない。

だから風俗で稼ぐ、だけど

世の中も不景気だから驚くほどの稼ぎになってないですよね。

ー週4日ほど出勤し、月収は30万円ほどになるー

って、月に16日、日に稼ぎが18750円

一日二人ってこと。

悲壮感ありありの女性だとリピーターも少ないでしょうから

これ以上稼ぐのは厳しい、どんな世界でも

向く不向きがあるから風俗で簡易に稼げる時代ではなくなっているような。。

それにしても

弟の学費、親に援助、、

平成の女工哀史ですか?

自分のために生きれば良いと思うのだけど。。





ソースから

都内に住む女性(27)は限界を感じていた。ホテルなどで客と会う派遣型(無店舗型)風俗「デリヘル」で働き始め4年。3歳下の弟が大学に通う学費や実家の援助のために始めたという。週4日ほど出勤し、月収は30万円ほどになるが、発熱や嘔吐(おうと)という体調不良に頻繁に襲われていた。

 昨年秋、風俗店で働く女性の「セカンドキャリア」を支援する団体があることをネットで知った。一般社団法人「Grow As People」(GAP、東京都荒川区)だ。風俗以外に職業経験が乏しい女性たちに、スキル(技術)を身につける場を提供していた。

 GAPの特徴は、風俗の仕事を続けながら、やめる準備ができることだ。風俗の仕事がない日を使い、GAPや非営利団体(NPO)で、インターンシップをしてスキルを習得していく。例えばホームレス支援や教育支援という実践的活動をしているNPOならば、事業計画づくりなどを学べる。

 女性は、週1回、GAPでのインターンを始め、音楽関係者のホームページづくりを担当した。IT知識に加えて、ビジネスメールの書き方も教わった。「風俗勤務だけの時は、社会から切り離されている感じだった。人に言える活動をして、自己肯定感が強くなった」。3月から、さらに情報技術を磨こうと職業訓練に通い始めた。近い将来、風俗から「卒業」するつもりだ。

 「稼げている女性でも収入が落ちる『40歳の壁』にぶつかる。その前に次の道に進めるように導いてあげたい」。代表の角間惇一郎さん(32)が風俗で働く女性たちの声を聞き始めたのは2010年のことだ。この年の夏、大阪市で風俗店勤務の女性が子ども2人を餓死させた事件が起きた。報道が出る数日前、たまたま、ある風俗店オーナーと知り合う機会もあった。「風俗の世界で何が起き、女性の現状はどうなっているのか。詳しく知りたいと思うようになった」

 多くの女性が厳しい状況にあった。職を離れて、生活保護を申請したいけど分からない。望まない妊娠を誰にも言えない――。12年にGAPを設立し、孤立しがちな女性たちの相談、支援を始めた。次第に風俗専業の女性たちが履歴書の「空白」を抱えるために、転身できない問題を重視するようになった。それが、いまの活動になった。これまでに30人ほどの転身に結びついた。

 「プライドを持って高収入を得ている女性がいる一方、仕事がきつくて次の道に進みたい人たちも多い。夜の仕事から昼の仕事への懸け橋となる支援を続けていきたい」(高野真吾)


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