丹 善人の世界

きわめて個人的な思い出話や、家族知人には見せられない内容を書いていこうと思っています。

ミシン工場

2011年01月30日 | 個人史
高校3年の夏にミシン工場へアルバイトに行く。

母の知り合いの人が勤めているところだったんですがね。
ミシンを作っている工場。
ほとんど油まみれ。
でも、よく落ちる石鹸が置いてある。こんなに落ちるんだ。

そうか!今気がついた。だから大学受験も落ちたんだ!


ミシン全体を作っているけれど、関わるのはその一部分。
金属のボールみたいな部分をやすりで削って、油つけて。
それで組み合わせるとミシンが動くような。

同じ作業を繰り返し一日中。

冷房がすごく効いているからよさそうなのだが、
姿勢が同じ向きでずっといるから、同じ側ばかり冷やされる。
気温は高いので、工場内も本当は暑く、冷房の風で調節している。
ということで、体の片側は暑いのに、片側だけ冷やされるという、
最悪のコンディション。いっぺんに体調を悪くしてしまった。
いわゆる冷房病。

工場内には食堂もあって、食券をもらって昼食はここで食べたが
けっこうバランスも良くおいしかった。

30日間、まあそれなりに面白かった。