丹 善人の世界

きわめて個人的な思い出話や、家族知人には見せられない内容を書いていこうと思っています。

小説「二枚目」前書き

2011年03月16日 | 詩・小説
小説「二枚目」
 前書き

 普通は主人公はごく普通の人間なのだが、今回は明朗小説と言うことで、あえて二枚目と称する人間にした。思っているのは自分だけなのかも知れないが。
 ちなみに、この小説の続編的に「三枚目」という題名のユーモア小説も書き、こちらは正反対のキャラクターにしたのだが、こちらが日の目をみることがあるのかどうか、現段階では不明。
 この小説の主人公は、非の打ち所がない二名目タイプでモテモテなのだが、そこには彼なりの悩みもあった。そして二枚目であるが為のおかしな話になってしまうのだが。
 だからこの小説はユーモア小説なのかもしれない。でも主人公にとっては真剣そのものなのだが、だからこそユーモアになってしまう。悲しきユーモアである。
 それゆえ、狂言回しに親友として三枚目キャラを加える。書き始め段階ではどれだけ出番があるのかは不明だが。

  春に夏を想い
    夏に冬を想う

  秋に春を想い
    冬に春を想う

  想われる春は明るく笑い

  忘れられる秋は
    淋しく木の葉を散らす

   昭和47年8月29日 記す


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