特派員

学習雑誌「中１コース」では、各地域のレポートをする「特派員」を募集していた。別にその気はなかったので応募はしなかったが、特派員には毎月ニュース紙が送られてきた。クラスの女の子が一人、その特派員になったようで、中１コースにレポートが掲載されたことがあった。

別にそんな気はなかったのだが、小学校以来クラスの「学級新聞」を作るのが好きで、委員をはずれたとたんに新聞係になって、壁新聞をせっせと書き出した。
そんなときに、日本全国で中学１年生は何人くらいいるのだろうか、というのが気になって、そういうことは雑誌社に聞けばわかるのではないかと思って、中１コースの編集部に質問を出してみた。結果的には数字はわからなかったのだが、その後、僕の家に毎月特派員のニュース紙が送られてくるようになった。毎月の行事や出来事、トピックなど、雑誌に載る内容やボツネタなどもあったりして、けっこう内容は豊富で、壁新聞を発行するのに大変役だった。