なんか途中で読めなくなってしまっていたのだけど、読みかけ本一掃週間につき(いつそうなった)、ターボかけて読了。
理性vs感性をバランス良く育てることが、今の時代とても大事で、かつ、最後にものをいうのは、真善美に基づいた直感、という話だろうと思った。
ビジネス本だから私には全く縁がないけれど、ビジネス界では美意識をどう捉えているのかなと気になって買った本。
文化に育てられた美意識がなければ、自分の主観はいくらでも騙せると思うから。
おもしろかったのは、途中で、アイヒマン裁判や某宗教団体の事件が考察されていたところ。
その組織の中に組み込まれ、そこに忠誠を誓い、そこで認められた人が、その組織の過ちに気づけるかどうかは、自分の中の美意識に違和感を感じられるかどうかだという話……だろうと思う。
さらにフラワーチルドレンについても書かれていた。
体制に異を唱え、改革できるのはその体制の中にいる者だけで、それを外部から否定して別のフレームを持ち出しても、結局何も変えることはできないという話……だろうと思う。どんな体制でも組織でも、ある程度成熟したその先は、うまくいかないから、あるいは気に入らないからと言ってちゃぶ台返しせず、美意識で調整していかなければ、いつまで経ってもちゃぶ台がひっくり返ったままで、美味しい晩ご飯は食べられない。
声高に何かを否定する、あるいは切り捨てるのは実は簡単なんだよな。
コースだったら、赦せ、っていうとこだよな。
そのゆるしどころを見つけるのが、美意識か(着地)。
理性vs感性をバランス良く育てることが、今の時代とても大事で、かつ、最後にものをいうのは、真善美に基づいた直感、という話だろうと思った。
ビジネス本だから私には全く縁がないけれど、ビジネス界では美意識をどう捉えているのかなと気になって買った本。
文化に育てられた美意識がなければ、自分の主観はいくらでも騙せると思うから。
おもしろかったのは、途中で、アイヒマン裁判や某宗教団体の事件が考察されていたところ。
その組織の中に組み込まれ、そこに忠誠を誓い、そこで認められた人が、その組織の過ちに気づけるかどうかは、自分の中の美意識に違和感を感じられるかどうかだという話……だろうと思う。
さらにフラワーチルドレンについても書かれていた。
体制に異を唱え、改革できるのはその体制の中にいる者だけで、それを外部から否定して別のフレームを持ち出しても、結局何も変えることはできないという話……だろうと思う。どんな体制でも組織でも、ある程度成熟したその先は、うまくいかないから、あるいは気に入らないからと言ってちゃぶ台返しせず、美意識で調整していかなければ、いつまで経ってもちゃぶ台がひっくり返ったままで、美味しい晩ご飯は食べられない。
声高に何かを否定する、あるいは切り捨てるのは実は簡単なんだよな。
コースだったら、赦せ、っていうとこだよな。
そのゆるしどころを見つけるのが、美意識か(着地)。