ひびこれこうじつ

とりとめなく、日々の覚書です。

飛行船

2021-02-21 08:53:43 | 日々のこと
テレビを見ていたら、山梨の、弟子を育てている宝石職人さんが、穏やかな笑みを浮かべて、
「辛い気持ちで仕事したって、いいものはできないんですよ
特にこの仕事は相手が自然のものだから。石が喜ぶような仕事をしないと」
っておっしゃってて、ふっと肩の力が入りすぎていることに気づいた。

ぽんぽんの受験のこともあって、
「私も頑張らねば」
みたいに、前のめりになって、暗礁に乗り上げてた。
それなのに意地になって船を進めようとして、
「そうだ、こういう風に書いてみたら」
と思って書いたものが、その前のものとほぼ同じだった、とか、洒落にならない。
座礁してる船をゴリゴリ進めちゃダメだってばよ。穴開くじゃん。

精神世界のことは、簡単に書こうとすると怪しくなる。
理詰に書こうとしてもさらに怪しくなる 。
要するに、私が怪しいのだ。
だから他人が何を考えているかも気になる。
他人なんかいないのに。
石が喜んで輝き出すような仕事。
書こうとしているものもそこにあるはずなのに。

第14章2節は、「幸せな学習者」
思いつめ、追い詰められているように感じる私は、正しく学習していない。

T-14.II.2:3
単純さとは、ゆがんだ心にはきわめて難解なものである。

荒海を進んではいけない。
ふわりと空を飛ばないと。