未来への絆 【江戸っ子畳職人物語】

この物語は畳の仕事や日々の暮らしを通し
      家族の愛と信頼を
  余すところ無くブログ化したものでる。

「しゃらくさい」天気ですね。

2008年04月26日 19時18分12秒 | 江戸っ子の日

何だか、今日は寒かったですね。風邪を引かないように注意しましょうね。

私は手遅れです。本日「江戸っ子の日」にて張り切っていきましょう。

「しゃらくさいについて」

「しゃらくせえことをぬかすな、かかってきヤアがれ」と、喧嘩が始まるわけだぜ。

 「しゃらくさい」は、しゃれたまねをする(当人には不相応な)

生意気な・こしゃくな、といったトコ。

余計なお世話かも知んねぇど江戸っ子セリフの特徴はアイの音がエーに変わることで、

「大根」はデーコン、「…しねぇ」は…シネー。したがって、シャラクセー。

江戸っ子気質といえば、偉ぶったのが大嫌い、分をわきまえぬ「ええかっこしい」も

馬鹿にされやした。そいでしばしば使われるセリフが「しゃらくさい」つう次第。

このセリフ、江戸もかなり早い時期から登場しやす。語源については、

「洒落(しゃれ)くさい」つうのが一番素直けど、おめぇ、シャラは遊女のことでトーシロ娘が

その真似をすることから、社楽斎つう男が仙薬を飲んで屋根から飛んだろ~けど

真っ逆様に墜落したことから、やぼな客が遊里で伽羅(きゃら)の

香のにおいをぷんぷんさせるキャラクサイから……、と諸説紛々。

せっかく暖かくなってきたってぇのによぉ。

「しゃらくさい!!」と、どいつかお天道様に一喝してくれねぇかね。 無理です。

P.S 懐かしい写真を発見。

  

何十年も前、畳表は手で織られていた頃のいぐさ田風景と職人の方。

今では、ほとんど機械で作られるようになりました。それでも一日10枚位しか

畳表を作る事ができません。大変な作業です。その大変な思いをのせてしっかり

製作したいですね。私の大好きなおじいちゃんとおばあちゃん。かっこいいです。

 ご興味のある方はこちらでお願い致します。