未来への絆 【江戸っ子畳職人物語】

この物語は畳の仕事や日々の暮らしを通し
      家族の愛と信頼を
  余すところ無くブログ化したものでる。

純金縁での表替え。

2014年02月18日 02時23分03秒 | 今日のお仕事

 

本日お仕事をさせて頂きました、畳の表替えで使用した畳縁(畳のふち)はその名も純金縁。

 

まばゆいばかりの金色についつい目を奪われてしまう、お部屋がぱっと明るくなるのですが、上品で気品に満ちた仕上がりになりました。

 

素材はポリエスチル等の素材に蒸着(じょうちゃく)製法を施し、神々しい色合いに成型されています。

 

蒸着(じょうちゃく、deposition)とは、金属や酸化物などを蒸発させて、素材の表面に付着させる表面処理あるいは薄膜を形成する方法の一種。

 

畳縁によってお部屋の雰囲気はガラッと変わります。お客様のもとで畳が成長するにつれ、畳表の色合いも徐々にですが変化し、つややかな素晴らしい色合いに成長。この純金縁自体も、月日の経過と共に重厚感のある落ち着いた色調に変化。二つの成長がお部屋の中でどのように主張するのか、凄く楽しみです。またこの畳に向き合う日を今からとっても楽しみにしています。

 

 

新しい勉強が出来ましたこと、心より感謝申し上げます。この度はありがとうございました。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。