未来への絆 【江戸っ子畳職人物語】

この物語は畳の仕事や日々の暮らしを通し
      家族の愛と信頼を
  余すところ無くブログ化したものでる。

浅草では酉の市。畳職人は右折出来ないの巻。

2008年11月17日 20時56分59秒 | 今日のお仕事

年末の風習ともなります酉の市。大勢の方々が、浅草地区に集います。

そんな本日も、忙しくお仕事をさせて頂きました。夕方、浅草方面の外回りが・・・。

予想していましたが、、鷲神社近辺の道路封鎖はすさまじく、畳が搬入できません。

グルグル、グルグルと、普段では考えられない経路にての搬入、搬出作業でした。

御酉様、そんな声を聞くと、年末だなぁとシミジミ思う今日この頃ですが、酉の市の凄さは

熊手守りと縁起熊手もさることながら、縁日(夜店)の多さにも驚きます。三社祭りや年越しの

浅草寺の境内に集まる出店より、酉の市に集まる出店の規模はハンパ無く、楽しみの

一つかも知れません。仕事帰りのサラリーマン。熊手を買って、一息ついた家族様、

色々なお店の人達、みんなワイワイ賑わっています。

年末の風物詩「酉の市」。今年は三の酉まで・・・。三の酉こそ縁日に・・・。

願いを込めた、そんなお話でした。

熊手守りと縁起熊手

「酉の市」の立つ日には、おかめや招福の縁起物を飾った「縁起熊手」を売る露店が立ち並ぶ。また、市を開催する寺社からは小さな竹熊手に稲穂や札をつけた「熊手守り」が授与され、福を「掃き込む、かきこむ」との洒落にことよせ「かっこめ」と呼ばれている。酉の市の縁起物は、江戸時代より熊手の他に「頭の芋(とうのいも)」(唐の芋)や粟でつくった「黄金餅(こがねもち)」があった。頭の芋は頭(かしら)になって出世する、芋は子芋を数多く付ける事から子宝に恵まれるとされ、黄金餅は金持ちになれるといわれた。しかし幕末頃から売られるようになった「切り山椒」が黄金餅に変わって市の縁起物となり現在にいたっている。本格的な寒さを迎えるこの時期、これを食べれば風邪を引かないといわれる。

縁起物の代表である熊手は、が獲物をわしづかみすることになぞらえ、その爪を模したともいわれ、福徳をかき集める、鷲づかむという意味が込められている。熊手は熊手商と買った(勝った)、まけた(負けた)と気っ風の良いやり取りを楽しんで買うものとされ、商談が成立すると威勢よく手締めが打たれる(商品額をまけさせて、その差し引いた分を店側に「ご祝儀」として渡すことを「な買い方」とする人もおり、手締めはこの「ご祝儀」を店側が受け取った場合に行われる場合が多い。つまり、この方法でいくと結局は定額を支払っているわけだが、ご祝儀については明確に決まっているわけではなく、差し引き分以上の場合もあれば、小銭程度であったりと買い手側の意思に大きく依存されているようである)。熊手は年々大きくしてゆくものとされ、大小様々なものが売られている。

三の酉

「酉の日」は、毎日に十干十二支を当てて定める日付け法で、「酉」に当たる日のこと。これは、12日おきに巡ってくる。ひと月は30日なので、日の巡り合わせにより、11月の酉の日は2回の年と3回の年がある。初酉を「一の酉」、次を「二の酉」、3番目を「三の酉」と言う。「三の酉」まである年は火事が多いとの俗説があり、その年の11月から歳末にかけて、社会一般で火事に気をつけることがよく言われる。余談だがその年には熊手商の多くは縁起熊手に「火の用心」のシールを貼って売りだす。

なお、2006年平成18年)11月の酉の日は、4日、16日、28日の3回で、三の酉まであった。2008年平成20年)11月の酉の日は、5日(水)、17日(月)、29日(土)。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』参照

 

 

 


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