言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

成長に合わせる

2020-12-11 06:07:00 | 日記
昨日は小児の呼吸リハビリの勉強会に参加しました。

大変、分かりやすく勉強になりました。

子どもでも大人でも解剖はほぼ同じなので、

高齢者のリハビリにも活かせます。

講師の先生が話されていて、印象に残った事は

年齢ではなく発達の順序性が大切だと言われていた事です。

指しゃぶり、首が座る、寝返り、四つ這い、はいはい、独歩

何歳であれ、どの段階にいるのかを確認して、アプローチするのが大切だと言われていました。

小児のリハビリの話と思って聞いていると

当たり前のように聞こえますが、

子育てや部下の教育で考えるとできているでしょうか?

何回言ったら分かるの?

もうそろそろできてくれないと困る。

このように考えてしまいがちです。

自分の物差しで測るのではなく、

本人の能力に合わせた、サポートが重要になります。

我が子は、部下は、サポートする対象は

今、どれくらいの能力で何に困っているかを考えて、サポートするのが大切だと思いました。