言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

漢字

2020-12-15 06:19:00 | 日記
2020年 今年の漢字は「密」 



もう、この時期がやってきました。

今年ならではの漢字に決まりました。

「密」

コロナが流行る前は良いイメージの言葉だったのではないでしょうか。

“情報を密に交換する”

“密着して暖め合う”

そして、今年も悪い印象だけではないように思います。

自粛することで、失ったモノもありますが、

家族との時間や自分を見つめ直す時間が増え、

家族や自分と密に過ごせた良い意味も私にはありました。


漢字は絵から形が変わり文字になったと言われています。

【山】

を見ると、例え声に出して読めなくても意味は理解できます。

【やま】

だと、仮名の理解ができないと⛰を想像することができません。

したがって、失語症の方にとって、

仮名より漢字の方が分かり易い場合が大いにあります。

仮名の方が幼い時期に習うので、簡単な印象がありますが、意味を持たない仮名は難しい場合があります。

漢字を“表意文字”

仮名を“表音文字”

と言います。

失語症の方と接する機会があれば参考にしてみてください😊