昨日、映画、“こんな夜更けにバナナかよ”を見ました。
あらすじは10代で筋ジストロフィーという難病になり、20歳には亡くなると言われていた鹿野さんの実話です。
筋ジストロフィーとは筋肉が徐々に機能しなくなる病気です。
最期は呼吸や心臓の筋肉が弱り死にいたります。
鹿野さんは20歳をゆうに過ぎて、親元を離れ自立生活を送られています。
話すこと以外、全て介助がいります。
鹿野さんはボランティアを集い24時間介助を依頼して生活しています。
鹿野さんとボランティアスタッフの人間模様や生活の様子が描かれた作品です。
“できない事はお願いしたらいい”
“俺のわがままは命がけなんだよ”
“常に介護されいるけど、ここは自分の家なんだよ。気なんて使いたくないね”
“医師のあんたも仕事が終われば家に帰るだろ。俺も家に帰る”
“話すことが唯一の武器なんだ”
常に前向きで、自分にも他人にも素直で夢を追いかけている鹿野さんの所にボランティアは集まります。
障がい者をサポートするというより
友人と一緒に闘病するといったスタンスです。
私は訪問看護ステーションで働いています。
この映画では病院での医療従事者しか出てきませんが、
鹿野さんのように最期まで自分らしく生きられるように何ができるかを考え仕事をしたいと思いました。
仕事目線で見てしまったので、感動の涙は出ずにやる気が溢れてきました😊