よく撮っている荒れ地。 住宅開発で以前の四分の一ほどになってしまった。 ツツジが咲いているのは隣のバス会社の敷地
半月ほど前に撮って記事にした場所で、ショカッサイ(紫花菜)はまだ咲いていましたが、衰えは隠せない。
ナガミヒナゲシは今回、あちこちで見かけました。 半月前の記事でも取り上げましたが、繁殖力が強く、このままいくと数年で、コンクリートやアスファルト近くの雑草の主役になるのでは。
消費者農園にて。 匂イイリス。 ドイツアヤメの変種で、根は高級香料の原料になる。
サヤエンドウの花。 白い花もあれば紫と赤の花もある。
同じような位置から、ハイキーで撮ったもの。
ジャガイモの花。
近所の駐車場の周りに咲く雑草。
タンポポの綿毛で近所の花などもラストに。
近所の畑に侵入したナガミヒナゲシが巨大化して70cmくらいに成長していました。
アルカリ性が好きなはずなのに、一般的な酸性土壌の畑で巨大化するのはおかしいなと下記の農業環境技術研究所に問い合わせました。
実際のところは、土壌を選ばずアルカリ性でも生えてくるというのが正しい解釈だそうです。
研究者の方は、根拠の怪しいサイトの情報を鵜呑みにする人が多く専門家のいうことはなかなか信じてもらえないとぼやいておられました。
ウィキペディアのナガミヒナゲシの項もその一つで、道路沿いに拡がりコンクリートの隙間などで生えているのを誤解したのでしょう。
分布を広げている現在進行形の姿を目撃しているだけで、今後農地に入り込み問題化する恐れがあります。
詳しくは
国立環境研究所・侵入生物データベース・ナガミヒナゲシ
www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/80080.html
(アタマのhttp://は省いてあります)
独立行政法人・農業環境技術研究所のサイト「春に気をつける外来植物:ながみひなげし」
www.niaes.affrc.go.jp/sinfo/publish/niaesnews/090/09000.pdf
また日本緑化工学会のコラムにも農地雑草としての考察が掲載されています。
「緑化植物 ど・こ・ま・で・き・わ・め・る ナガミヒナゲシ」
wwwsoc.nii.ac.jp/jsrt/pdf/dokomade/35-4nagamihinageshi.pdf
伝播経路についても研究されていて
「都市におけるナガミヒナゲシ(Papaver dubium)の生育地拡大要因」をキーワードに検索すると読めます。
コメントとナガミヒナゲシの情報有難うございました。
情報読ませていただき、ナガミヒナゲシがセイタカアワダチソウと同程度の外来要注意雑草だというのがよく分かりました。
非常に勉強になりました。