光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

前田青邨「維盛高野」、東京国立博物館 博物館でお花見を

2019年03月31日 | アート 日本画
 
 東京国立博物館の春の恒例行事、「博物館でお花見を」に行ってきました。
 
庭園の中にある茶室「春草蘆」の屋根部分に懸かる桜。 

 
 
 
 
 
法隆寺宝物館前。 桜と柳が主役。
 
 
 
 
 
桜は、さわりだけにして(別途、昨年のものと一緒に掲載予定)
 
 今日は、前田青邨の「維盛高野」という素晴らしい作品を見ることができました。
 
 作品を見ている和服女性は、たまたま居合わせた方です。(撮影の承諾をいただきました)
 
館内でも華を見れてラッキーでした。 和服の色が薄い浅葱色だったのに、写真では

黒く写っているため、露出を調整した画像を最後に再掲しています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 「維盛高野」は、私も知らなかったので調べると
”「平家物語」に取材した作品。木曾義仲(きそよしなか)に敗れた平家一族は、西海へ敗走するが、人の世の栄枯盛衰を
はかなんだ平重盛(たいらのしげもり)の子維盛は、高野山に登り仏門に入る。しかし、救いを得られず、ついに入水
して果てた。”

というもので、実に美しい色彩の作品です。 (画像は4月6日撮影分に貼り換えました)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





 
 
 

ここからの山と樹々の色彩の美しいこと、絵筆のタッチも揺らぎやリズムがあり、なんともいえません。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 









 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 展示は以上です。

 
 
 
これでも和服の色は、濃すぎるかんじです。
暫くたって、2階の陶磁器のコーナでも、対面にいらしたのですが、もう一度
撮影をお願いする度胸がありませんでした。


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