昨日まで京都文化博物館で『ターナー 風景の詩』が開催(2/17ー4/15)されていました。
私は3月に行ったのですが、桜シーズンで投稿できずにいました。
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(1775-1851)は、イギリスで最も偉大な画家であるのみならず、風景画の歴史のなかで最も独創的な画家のひとりです。
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卓越した技法によって、嵐の海景、崇高な山、穏やかな田園風景など、自然の多様な表情を描くとともに、歴史風景画にも取り組みました。
光と空気に包まれた革新的な風景表現は、今日においても多くの芸術家にとって、インスピレーションの源になっています。
本展は、スコットランド国立美術館群などイギリス各地と日本国内の美術館から選りすぐった油彩画、水彩画約70点や版画が展示されています。
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《ソマーヒル、トンブリッジ》 1811年展示 油彩
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《セント・オールバンズ・ヘッド沖》1822年頃 水彩
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《ヘレヴェーツリュイスから出航するユトレヒトシテ64号》1832
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《スノードン山、残照》1798-99年 水彩
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《モンテ・マリオから見たローマ》1820年 水彩
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今回の展示会はよく知られているターナーの作品が少なく、水彩画や版画などの小品が多かったです。
加えて、照明が暗くてかなり近づかないとわかりづらかったです。
もともと文化博物館の照明は良くないので、今回の絵画観賞にはつらいものがありました。
以前私のブログでターナーを取り上げています。
そちらを参考にしていただけるともう少しわかると思います。