台風18号の影響で朝5時すぎ、風の音で目が覚めました。テレビをつけると、嵐山渡月橋の欄干を水が越えている映像が映し出され驚いています。こんな映像は見たことがありません。鴨川の遊歩道も完全に水没しています。
被害がでないことを祈ります。
これから台風が向かう地域でも厳重な注意をしてください。
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京都市美術館開館80周年記念 として、竹内栖鳳『近代日本画の巨人』展が、10月22日(火)~12月1日(日)、そして『下絵を読み解く ~ 竹内栖鳳の下絵と素描 』 展が、10月19日(土)~12月1日(日) 開催されるのを楽しみにしていたところ、NHK 日曜美術館で 竹内栖鳳が取り上げられ、興味深く拝見しました。
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竹内栖鳳は、戦前の日本画家。近代日本画の先駆者で、 画歴は半世紀に及び、戦前の京都画壇を代表する大家で ある。帝室技芸員。第1回文化勲章受章者。 本名は恒 吉。最初は棲鳳と号した。霞中庵の号もある。動物を描 けば、その匂いまで描くといわれた達人であった。(Wikipedia)
京都に生まれた竹内栖鳳(1864-1942)は、日本画の近代化に大きな役割を果たした画家です。明治期の西欧遊 学体験を踏まえ、写生、写意の重視という四条派の作画理念に徹底した実物観察を盛り込んで、京都画壇に新風を巻 き起こしました。
わが国の絵画に与えた影響は極めて大きいものがあります。
栖鳳の展示会は、現在東京国立近代美術館で10月14日まで開催され、その後に京都市美術館で開催されます。栖鳳の代表作約110点,資料約60点が展示されるそうなので非常に楽しみです。
番組は、栖鳳の大きな転機となった、36歳のときに経験したヨーロッパ視察に焦点をあてます。初めて目にする西洋画や、見たこともない風景や動物に多大な影響を受けます。
帰国した栖鳳は、それまでにない作品を世に送り出し注目を 浴びます。
西洋の陰影法を取り入れ、生きているかのように描いたライオンは、「体臭までも表 わす」と称賛されました。さらに古代ローマの水道橋を描いた屏風では、和と洋の手法を融合さ せ、日本画の新たな境地を開拓したと言われています。
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この番組を見て、展示会に臨めるのは実にうれしいことです。