てくてくの本棚にある加納佳代子さん著の「それぞれの誇り」
表紙のカバーはシュタイナー教育の絵画教師、アートセラピストであり、
アトリエすむちの絵画教師だった永野裕子さんの水彩画です。
加納さんは、「看護とは冷静に包み込み暖かく突き離す」その「ころあいと温度」が、
人々を援助する職業人の究極の技ではないだろうか、と あとがきに書いています。
加納さんは、アトリエすむちに来て
「冷静な赤と暖かい青の折なす向こうに光が見えるこの作品」に出会い、
この絵をカバーに使うことを決めました。素敵な選択だと思いました。
先日、加納さんから以下のお知らせをいただきました。
このたび、「それぞれの誇り 婦長は病棟の演出家」の復刻版3分冊を
Amazon電子書籍として発行しましたのでご案内いたします。
Amazon.co.jp: 加納 佳代子:作品一覧、著者略歴
出版記念に9月から毎週水曜日4回にわたり、ユーチューブで「抜き読みの一席」を公開しております。
先月の千葉県てんかん拠点病院オンライン市民公開講座の講演・講談動画を公開しました。
てんかんとともに暮らしている方のみならず、
病いや障害ともに暮らしている多くの皆さんに視聴いただけると嬉しいです。
加納さんの言葉や人柄に触れてみられることを、お勧めします。
佐々木
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