今朝の出勤中、空を見上げたら飛行機雲を発見!
真っ青な空に白の2本線。白い機体は出てきたばかりの太陽を映してキラキラ輝いていました。
パイロットの人はどんな気持ちでこの街を見下ろしているのかな。視点が空へと駆け上がります。
そんな朝の一コマが、過去の自分を運んできました。
体調の悪化で余儀なく、日本への緊急帰国を決めたあの時。
医学への道も、日本から遥か離れたこの土地で築き上げてきたものも、何もかも諦めないといけなかった、あの時。
夜、同居人(?)の犬と散歩中に今朝と同じように視点を天空に上げ、遥か空の上から見下ろすことが、
ちょっとした自分への慰めになっていました。
こんな広大な世界で、自分の苦悩なんてちっぽけなもんだ、なんて。
あれから早10年。
今の自分は、多少は成長できているのかしら?
ねー、はやちゃん(犬の名前。今は天国です)。
tabei