真夜中のつぶやき <murmur to oneself at midnight>

日々のちょっとした楽しみに・てんてんの書籍買物&萌review♪
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全サ『ガッシュ文庫バレンタインフェア』

2009-04-20 | 全員サービス
本日は全サが到着です

『ガッシュ文庫XGUSHバレンタインフェア』カード
 対象文庫作品にヴァレンタインカードを封入、連動企画で対になる
 ホワイトデーカードを貰う企画

某カップルのカード欲しさに既に持っているのに
更に文庫1冊と雑誌を買いました。

ヴァレンタインの時も思いましたが、
見てみると無くても良いかみたいな・・・
所詮フェア特典なんてこんなものさ
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可愛い猫鬼に魅了され『冥花愛娼―紅猫の花嫁』

2009-04-19 | 読了本review
《GW間近!気分も爽やかに若葉のテンプレートに変更》

本日はアリスの新刊で

矢城米花さん『冥花愛娼―紅猫の花嫁』
 猫鬼である受様は主人に言われるまま、悪徳商人を色香で惑わす
 役割を担っている。ある日、気ままに外に出て男達に暴行されかけた
 所を旅の退魔師に助けられるが、彼は猫鬼を祓うのが生業で?!
 
退魔師が活躍する中華風活劇ファンタジーです。
受様が猫鬼なのでケモ耳という流行も押えた本作、
プラチナ&アリスの特典欲しさに購入した1冊で、
矢城さんは初めてだったのですが当り
かなり面白かったです

若いが腕は一級の旅の退魔師の攻様と
娼婦として人を惑わす猫鬼の受様のカップリング。

老人衰弱死事件絡みで出合った二人が、
スッタモンダの末にラブラブにという展開ですが、
猫鬼のくせに色気が乏しく恨みの念が無い受様は
素直すぎる性格とあいまって無邪気で可憐な生娘風。

天賦の才で数々の荒事をこなし、
魔物の邪気はもちろん商売女からの誘惑の周波にも
常人よりもはるかに耐性がある攻様も
まん丸いデカ目で下からじーと見つめられれば
俺が護らなくてどうするんだ状態

袋とじ企画も売りな新レーベル。
本作は受様が花嫁姿でかわゆく攻様を誘う短編です

旅の退魔師なので各地で事件解決するなら
まだまだ続いていけそうなシリーズです
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本当に許せなかったのは『ヒマワリノコトバ・チュウイ』

2009-04-18 | 読了本review
本日はルチルの新刊で

崎谷はるひさん『ヒマワリノコトバ・チュウイ』
 バーのマスターの受様は高校時代に恋人同士だった攻様と微妙な関係を
 続けいてる。何もかも攻様が初めてだった受様は、疑われたあげくに
 された仕打ちがどうしても許せなかったが、諦めない攻様は・・・。

シリーズものである本作は
前二作のお話が伏線として関わってきている為
本作の主人公となった受様は
最初から複雑な家庭で育った人物として設定されています。

そんな受様が初めて気をゆるした人物が攻様で
受様は彼なりに攻様を大切にしているのですが、
なかなか気持ちが上手く伝わらなくて
じれた攻様が受様の気持ちを疑って浮気騒動に発展
二人の関係に大きな亀裂が入ります。

それぞれが大学に入り、
攻様が復縁を迫っても受様は彼を受け入れません。
新しい仕事についても二人の関係はあいまいなまま。
はたしてこの二人は本当に上手くまとまるのか?!
最後までハラハラな展開です。

[人は間違う。でも反省してもう一度やっていくことは、
やり直す事は、自分がそうと決めていればできるはずだから。
あきらめさえしなければ」

コレは作中の攻様の台詞です。
この攻様の思いが口だけではないからこそ、
受様も勇気を振り絞れたのでしょう。
作者の人に対する思いが溢れた台詞ですね

子供の頃は大人は何でも出来ると思っていたものですが、
実際に大人になると
出来る事と出来ない事がはっきりわかり、
無理はしない程度の努力しかしないようになり勝ち

大人だからという理由で
全てに耐えられる訳ではない事が全面に出た分
心の中にざっくりとシーンが多く、
人として大切なものは何なのかを考えさせられるお話です。
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雑誌懸賞にてGET♪

2009-04-18 | 抽選プレゼント
惰眠を貪っていたら宅配のおじさんに起されました
何が届いたのかと慌てて出たら

秀香穂里さん原作CD『個人授業』

雑誌の懸賞で当たりました。
しかも初回特典のフリートークCD付

最近CDも数出るので店頭では買えない
オークションでカンンバって競るのですが
特典付の新版はなかなか落ちません

今回当ったCDも2,3度競っみましたが
ダメだった品なのでとっても嬉しいです

買い物のお供にします
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面白そうな本を見つけたのに

2009-04-17 | 小説
本日も書店経由で帰宅しましたが、収穫物はなしです

面白そうな本があって欲しかったのですが、
GWを控えて来週からまたドンドン新刊が出るので
出揃ってから買ったほうが良いかと自粛

GWは某イベント(伏せる意味は無いかな)に
行ってこようと思っているのでそのためにも出費を抑えないと。

それにそろそろ全サが何か着いているかもとも思ったのですが、
待っていると来な~いものですね
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5月も欲しい本が一杯だ!!

2009-04-16 | 小説
やっと杉の恐怖が遠のいた今日この頃
気付けば4月も半分が過ぎ、
来週からGW進行で新刊がバンバン出ますね。

某通販サイトでも5月の新刊情報が出始めたため、
チェックしてみたのですが、
来月も結構好きな作家さんのお名前がチラホラ

と、とりあえず欲しい本を一覧してみたら
嫌~な事に思い至ってしまいました

レーベルや作家さんの執筆ペースによるにしても
好きな作家さんの発刊ペースがほぼ同じだった場合、
毎回同じような時期に本が出版されるのは当たり前
気付かなかったほうが良かったような
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淋しい心が求めたもの『プリンスは悪魔の前に跪くか』

2009-04-15 | 読了本review
本日は創刊のアリス新刊で

四谷シモーヌさん『プリンスは悪魔の前に跪くか』
 学園のプリンスとして君臨する主人公は名家の御曹司でもある。
 何事にも恵まれた彼だったが、ある日両親が破産して彼だけが
 取り残された彼の前に現れたのは父の借金相手の息子で!?

今回新レーベルという事で
初出の新書のイラストに加えて
門地さんの新イラストが沢山増量されているのも見所


広大な敷地の中で幼稚舎から高等部までの一貫した教育をかかげ、
名門の子弟や元華族の血縁ばかりを選んで入学させる学園は
世が世ならプリンス、プリンセスと呼ばれる生徒達で一杯。

その中でも受様は容姿端麗でスポーツ万能、
常に成績はトップな上に
世界的にも知られた橘グループの御曹司となれば
受様が学園の「プリンス」と呼ばれるのは当然

受様が17才の誕生日を迎えた日、
将来の重責を担う覚悟は有っても挫折を知らず、
周りのお膳立てを当然のものとしていた受様の前に
全てが完璧といえる男が現れます。

アメリカで成功したコンピューターメーカーのオーナー子息。
整った顔立ちと本場仕込の流暢な英語の発音、
数学や物理は大学レベルとの噂される新入生が攻様ですね。

出る杭を叩こうと攻様に声をかけますが、
学園のプリンスが話しかけているというのに無反応の攻様。

受様がプリンスとしてちやほやされるのは
橘グループの跡取りだからで
自慢の顔だってタヌキそのものだと言い放ち、
本格的なディープキスで腰砕けにされてしまいます。

受様には正に青天の霹靂

しかも帰宅した彼を待っていたのは
橘グループの資産がすべて差し押さえられ、
両親が夜逃げをしたという衝撃の事実と、
差し押さえた張本人の息子である攻様

見返りの無い親切はしないという悪魔な攻様、
受様の生活を送る条件としたのは自分の奴隷になる事で

しかも所詮はお坊ちゃま育ちの受様に出来る事は、
攻様の寂しい夜を慰める夜のお相手のみ

この後は受様の家出やお仕置き混じりの初H、
総裁選の行方を絡めつつ、
更なる衝撃の告白による大団円へと続きます。

意地っ張りだけ根が素直で真っ直ぐな受様が
一喜一憂する様だけではなく、
意地悪だけど本当は淋しがり屋の攻様が
誰かに関わる事の幸せに気付いて
受様に惹かれていく様子も楽しいですよ

著者もレーターさんもお気に入りのこのシリーズ、
続巻では攻様の昔の男がやってきってスッタモンダするので
ぜひともこのまま全巻復刊して欲しいですね
本日のランキング・8547位/1214366ブログ
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読んだ分だけ買っているような・・・

2009-04-15 | 小説
本日もまたまた新刊を買ってしまいました

崎谷はるひさん『ヒマワリノコトバ・チュウイ』

まだ見読本は山ですが
シリーズモノを買うと続きが気になりますよね。
三部作の最後となれば期待は大
崎谷さんはフェア中なので新刊買いが必須ですので
早いほうが良いかなと

ちるちるさんにレビューを書き始めてから
読むスペースが早くなったのですが、
読んだ分だけ買ってしまって
量だけ見るとあまり変化は無い毎日です
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ドコを好きかは本人次第『オモチャになりたい』

2009-04-14 | 読了本review
本日はダリアの新刊で

崎谷はるひさん『オモチャになりたい』
 自分に自信のない気弱な美術教師の受様。教職について7年目だ
 というのに、転職してきて2年目の攻様は貫禄充分でとても自分より
 年下だなんて思えない。しかも彼は同棲までしている恋人なのに・・・。

単的に言うとバカップルのイチャイチャ話

攻様は受様の初恋の君なのですが、
受様の努める学校に攻様が転職してきて再会。
受様のストーカー被害を知った攻様が
ムリヤリ自宅に連れ帰った事がきっかけで
恋人としてのお付合いを始めるまでが既に完了済。

天然で激ニブな受様が
被害妄想というか自分の出来なさ具合に
攻様に捨てられてしまうかも
グダグダしてグルグルしてしまうのが主な展開です

受様は攻様より男らしく有るべし!!
と思っている私には今回の受様はかなり苦手なタイプです。

素敵な彼氏の相手がホントに自分で良いのかという
実に基本的な命題にグダグタしてグルグルするなら
女の子で充分というか、
わざわざ「BL」である必要は無いと思うのですよ。

が、ソコでひねりがあるトコがベテランさんですね

今回の攻様は一見常識もある落ち着いた人ぽいなのに、
受様以上に輪が掛かった男でして
攻様視点の書き下ろしを読むと
偶然と思われている出来事も攻様の作為がバンバン!

彼に気に入られたのが女性だった場合、
確実に壊れそうなので
やっぱりこのカップルで正解なのかなと
妙に納得してしまいました

おバカな子ほど可愛いのさというSな攻様、
もうどうにでもしてというMな受様、
見た目は純真、剥くとエロエロな受様、
イチャイチャに当てられてもOKな方にはお薦め
本日のランキング9430位/1213893ブログ
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だんだんとと制覇中♪

2009-04-14 | 小説
本日はオークション落札品が到着

鳩村衣杏さん『弔愛~甘美な悪魔の囁きに』
鳩村衣杏さん『弔愛~群れなす天使の歌声に』

新刊買いだけでは追いつかなくなってきたので
オークションにも手を出してます

安く買おうとするとなかなか落せませんね。
文庫1冊だと送料もバカになりません。
新刊買ったほうが良かったかもなんて事も

熱くならないようにしないと
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真っ直ぐに届く言葉『ゆっくりまっすぐ近くにおいで』

2009-04-13 | 読了本review
本日はディアプラスで

渡海奈穂さん『ゆっくりまっすぐ近くにおいで』
 印刷会社の営業として多少強引でも数をこなしてきた主人公は
 印刷機トラブルで明日の納品が刷り上らない事態に直面する。
 日頃の態度で社内での助力がえられず、町の印刷屋に飛びこむが?!

渡海さんのお話は
日常の出来事を積み重ねたような展開が多いので
お話によっては進みが鈍いというか、
まどろっこしい感じがする時が有ります。

ソコで躓くと面白みが半減するのですが、
今作は主役同士の会話のテンポが良かったので
元奥さん等の会話のかみ合わないさとの差が
上手く出ていて読みやすかったです。

攻様の窮地を救ってくれたのは
仕事が出来る上にしっかりしていて綺麗な上、
コチラの困惑まで見透かすような
年齢不詳の小さな印刷屋の社長さん。

一人で夜遅くまで印刷機を回しカツカツの生活をしていますが、
印刷の仕事が好きでたまらない様子と
自分の愚痴に付き合った上、的確なアドバイスをくれた受様に
攻様は完全に落ちてしまいます

ほとんど個人的な用事で印刷屋に通い、
受様にアプローチする様はなかなか健気なワンコ君。
一報、小さい頃から女ばかりか男にもやたらもてる受様は、
過去の経験からノラリクラリと攻様を交わしていますが、
端々に「仕方が無いな」という感じがアリアリ

出合って4ケ月、痺れを切らした攻様が
友人としてじゃなく好きなのだと告白すると、
攻様の言葉を逆手に取った返事で応える攻様に
後は一線を越えるだけかと思いきや、

受様の元奥さんや幼馴染の元従兄弟が登場。
復縁を迫ったり、関係を迫ったり
更に取引先の出版社の夜逃げされて受様の印刷屋も倒産か
という展開が

最後はすべての人間関係がすっきりとまとまり、
二人もキスでお見送りする新婚さんもどきになりますが、
人と人が付き合う事の難しさ、
対人関係を作り上げる事の大切さを
考えさせられるお話です
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特典を求めて♪

2009-04-13 | 小説
今日はメイトさんでお買い物です

矢城米花さん『冥花愛娼―紅猫の花嫁』
四谷シモーヌさん『プリンスは悪魔の前に跪くか』
崎谷はるひさん『オモチャになりたい』
プラチナの小冊子の為に頑張りました
中味は簡単なSSですが
新刊4冊分が載ってるのでお得といえなくも無く
なんとも微妙な特典でした


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甘々口調で意地悪な台詞『遊廓遊戯』

2009-04-12 | 読了本review
本日はプラチナの新刊です

水碕夢見さん『遊廓遊戯』
 引っ込み思案の性格を改善する為、六本木に作られた遊戯場、
 六本木フォレストに向かう。現代に現れた花街では女ばかりか
 男も買える!?しかも売れっ子だという男にキスされて?!

現代に作られた人を買う事が出来るエンターテイメント施設、
六本木フォレストが舞台のなんちゃって遊郭モノ

しかも今回作者比150%増強されたという本作のHシーン、
お初から強調シーンまでかなり甘々の言葉攻めH満載

引っ込み思案な受様が人馴れするようにと無料チケットで
六本木フォレストにやってきますが、
女性だけじゃなくて男が男を買う様子にびっくり

慌てたあまり人気の無い一角に迷い込み、
昼寝をしていた男に出会います。
今まで見てきた店の男達より明らかに高級な匂い
彼が今回の攻様です。

受様に興味を持った攻様、
言葉巧みに受様にキスを仕掛け、
手でイかせたばかりか口でもイかせてしまいます。

初めての体験と攻様の優しい抱擁が忘れならない受様、
再度六本木フォレストを訪れ、しっかり食べられてしまい
会員になって毎日でも通う事を決意

慌てたのは攻様。
実は彼は六本木フォレストのオーナーで
受様は恋と勘違いしているだけと冷たくあしらいます。

はたして二人はお互いを手を入れる事が出来るのか

お互いに惹かれつつも互いの立ち位置が違いすぎて
なかなか相手に真意が伝わりません。
視点も両者の間を行き来するので
それぞれの思いのもどかしさもハラハラに拍車をかけますね

水崎さんは甘々な雰囲気作りがすごく上手
文庫を買ってから
同人活動をしている事を知ったのですが、
前から気になっていたサークルの作家さんでした。
正に当りクジです
本作は軽く楽しく読めますのでお薦めです
次作も楽しみです。
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本日は中古書店にて

2009-04-12 | 小説
本日は中古書店にて

清白ミユキさん『わがまま王子のモン・コフレ』
高月まつりさん『オマケの王子様』

杉花粉の脅威がやっと遠ざかってきましたので
久し振りに車で中古書店までお買い物に

読まない作家さんの4月刊を発見
久し振りなのでこれは結構、新刊が沢山有るのか

ルンルン探し始めましたが
買って読んでない新刊は棚に有るのに
まだ未購入の近刊は落ちて無い・・・悲しい

買ったらさっさと読めって事ですよね
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過去から続く未来『夢の終わり』

2009-04-11 | 読了本review
今日はクロスの新刊で

火崎勇さん『夢の終わり』
 目覚めたのは病院の一室。自分が何者であったのかも判らず、
 ただ日々を過している自分の前に現れたのは、何も言わず
 ただ憎悪の目で自分を見つめる一人の男だった。

記憶喪失モノというと
主役二人の過去の因縁がすっぱり切れて
お相手が思い出して欲しくないというのが王道ですが、
本作は主人公同士の接点にかなりひねりが入っていて
すごく面白かったですよ

受様が記憶喪失になって
しばらく経ってからお話がスタートするのですが、
彼の入院費を払っていた人物が無くなり、
病院を出る事になった時に引き受けたのが攻様です。

背が高くがっちりした上質の匂いが漂う攻様に
当然ながら受様は面識が有りませんが、
どうも攻様も面識は無い様子。

自分の身元引受人になるという攻様に言われるままに
彼の自宅の離れの一室へと連れて行かれた受様は
その場で攻様に強姦されてしまいます。

自分から見てもちゃんとした人物に見える攻様が
触るのも嫌な自分を
力ずつで押さえつけずにはいられないほどの憎しみ。

自分が何者であるのか、
どこの生まれか、誰の息子か、どんな育ちか。
普通の人なら考えもしない自分を語る言葉さえない受様には
攻様が望む事は何も出来ません。

今の自分に出来る精一杯で日々を過す受様。
攻様に対してもあるがままに受け入れる彼の態度に
徐々に今の攻様を認め始める攻様。

二人の距離が近づき始めた頃、
攻様の弟の親友に人殺しだと告げられ、
過去の自分を変える事は出来ないからと
全てを受け入れ警察に突き出して欲しいという受様に
攻様が出した答えとは?

本のあらすじにも有りますが、
二人のスタートが襲われるところからなので、
ちょっと抵抗ある方もあるかなと思いますが、
最後はラブラブなので読んで欲しい

BL本はなんと言っても主軸は恋愛だと思うので
ラブラブメインというかオンリーの軽いノリも良いのですが、
キャラの思いがしっかり読める火崎作品は絶対お得
次の火崎さんは月末のキャラとアルル
新年度早々のラインナップに笑いが止まりませんね。
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