「バカ、よせ…」
氷河は一輝が剥ぎ取ろうとするバスローブの前を掻き合せた。
「やめるのなら、この部屋に連れてはこない」
一輝は氷河の脚の間に膝を入れ、バス・ローブを広げてゆく。
「バカ、やめろ、人が…」
城戸邸には、常に複数のメイドが、護衛が詰めている。
それらの人間にこの醜態を知られれば、氷河は屋敷どころが、部屋から一歩も出られなくなってしまう。
「安心しろ、今日はこの部屋の周囲からは人払をしておいてやった」
一輝の言葉に氷河は目を見張った。
「お前の喘ぎ声を聞いていいのは、オレだけだ…」
言って一輝は唇の端を吊り上げた。
「なッ、なにをバカな…オレは、自分の部屋に…」
そんな声など、一輝にも聞かせたくはないとばかりに上体を起こしかけた氷河の両肩を押さえ、一輝がのしかかった。
「ああ、オレを降参させたら、帰してやる」
一輝が氷河の腰骨に唇を寄せ、啄ばむように口付けた。
「いやだ、一輝…オレはもう、眠い」
氷河が身じろいだ。
「寝るなら、ここで寝ろ。オレが添い寝をしてやろう」
「なんで、お前がオレに…」
氷河が一輝に向き直ると、一輝はローブを氷河の身体から剥ぎ取り、傍らに放り投げた。
「な…」
氷河は床に落ちたバス・ローブに気を取られ、午後の一件から氷河に目に物見せようと、ベッドの下に隠してあった物を取り出す一輝の行為を見逃してしまった。
氷河は手首にアーム・バンドを嵌められ、瞼を見開いた。
「やめろ、バカ」
氷河は抗ったが無駄だった。
一輝は氷河の両手首にアーム・バンドを装着させ、その上からロープを巻きつけ、ベッドに固定し始めた。
「これから、お前を教育してやる…二度とオレに生意気なことを言わんようにな…」
そう口にし、一輝は唇の端を吊り上げた。
「お前、いつもこんなものをベッドのしたに隠しているのか? この、変態ッ」
氷河は喚きながら、ロープを引き千切ろうと両の手首と腕に渾身の力を込めた。
だが、切れない。
切れるわけがない。
「バカが、こんなものをいつもベッドの下に入れておくか」
一輝は露になった胸の突起を指で弾いた。
「やめろ、このバカッ! 色ボケジジイッ!」
「口が減らんな」
楽しげに口を開き、覆い被さる一輝の脚を氷河は蹴り飛ばした。
「足も縛られたいのか」
一輝は掴んだ氷河の大腿の間に、改めて躯を割り入れた。
「続く」
氷河は一輝が剥ぎ取ろうとするバスローブの前を掻き合せた。
「やめるのなら、この部屋に連れてはこない」
一輝は氷河の脚の間に膝を入れ、バス・ローブを広げてゆく。
「バカ、やめろ、人が…」
城戸邸には、常に複数のメイドが、護衛が詰めている。
それらの人間にこの醜態を知られれば、氷河は屋敷どころが、部屋から一歩も出られなくなってしまう。
「安心しろ、今日はこの部屋の周囲からは人払をしておいてやった」
一輝の言葉に氷河は目を見張った。
「お前の喘ぎ声を聞いていいのは、オレだけだ…」
言って一輝は唇の端を吊り上げた。
「なッ、なにをバカな…オレは、自分の部屋に…」
そんな声など、一輝にも聞かせたくはないとばかりに上体を起こしかけた氷河の両肩を押さえ、一輝がのしかかった。
「ああ、オレを降参させたら、帰してやる」
一輝が氷河の腰骨に唇を寄せ、啄ばむように口付けた。
「いやだ、一輝…オレはもう、眠い」
氷河が身じろいだ。
「寝るなら、ここで寝ろ。オレが添い寝をしてやろう」
「なんで、お前がオレに…」
氷河が一輝に向き直ると、一輝はローブを氷河の身体から剥ぎ取り、傍らに放り投げた。
「な…」
氷河は床に落ちたバス・ローブに気を取られ、午後の一件から氷河に目に物見せようと、ベッドの下に隠してあった物を取り出す一輝の行為を見逃してしまった。
氷河は手首にアーム・バンドを嵌められ、瞼を見開いた。
「やめろ、バカ」
氷河は抗ったが無駄だった。
一輝は氷河の両手首にアーム・バンドを装着させ、その上からロープを巻きつけ、ベッドに固定し始めた。
「これから、お前を教育してやる…二度とオレに生意気なことを言わんようにな…」
そう口にし、一輝は唇の端を吊り上げた。
「お前、いつもこんなものをベッドのしたに隠しているのか? この、変態ッ」
氷河は喚きながら、ロープを引き千切ろうと両の手首と腕に渾身の力を込めた。
だが、切れない。
切れるわけがない。
「バカが、こんなものをいつもベッドの下に入れておくか」
一輝は露になった胸の突起を指で弾いた。
「やめろ、このバカッ! 色ボケジジイッ!」
「口が減らんな」
楽しげに口を開き、覆い被さる一輝の脚を氷河は蹴り飛ばした。
「足も縛られたいのか」
一輝は掴んだ氷河の大腿の間に、改めて躯を割り入れた。
「続く」
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