続・てんしん日記2022

teacapブログから引っ越しました。
花の写真、本の感想、日々のできごと等々かな。

ちまきちゃんのライブ

2012-04-21 23:23:00 | 反原発
 CD「原減言」発売記念ライブが駒込のどうたっちでありました。久しぶりに神戸のちまきちゃんに会いました。少しほっそりしたかな。変わらず歌を作り、歌を配っています。神戸の震災の時のように。
 「我らのアイノウタ」の歌詞は   
                  愛してる どろまみれの世界たちよ
                  愛してる 優しすぎる瞳たち
                  愛してる 忘れられた君の名前
                  愛してる やぶれかぶれのぼくよ、、、、と続きます。
 アンコールではあの震災の時にできた「歩いて 歩いて」の歌がありました。
 趙博さんの「光のエチュード」「朝露」「核核、死か慈か」よかったです。
 
 毎日車で聞いている私でもライブはもっとよかったです。
ユニット名は「はっぴーあいらんず・のーぬーくす」です。訳すると「福島反原発」です。

 

私も聞きました。セシウムの恐ろしさを。

2012-03-22 00:43:00 | 反原発
 放射能防御プロジェクトの木下黄太さんのプログから申し込んで大井町のきゅりあんで開かれた「ユーリ・バンダジェフスキー博士」の講演会に参加しました。都心に出るというのでいざというときの準備をして出かけました。
 
 1990年にゴメリ医科大学を設立し、チェルノブイリ原発事故の被害を克明に調査してきたバンダジェフスキー博士の全国公演最終日とあって1,050枚のチケットが半日で売り切れたそうです。子どもづれや若い人が多かったです。
 通訳付きの講演会で、前半はセシウムに対する心血管疾患と悪性腫瘍の説明で難しいかったですが、この資料を発表した途端に国によって収監されたそうです。どこでも原子力ロビーの力が強力にあるようです。
 セシウム137は半減期が30年でたとえ少量であっても人体にあってはならないものだということ、さまざまな臓器に悪さをし、カリウムやナトリュウムのように入り、蓄積され、ガンマ線やベータ線を出し続ける。人体から出て行くときも安定バリウムを残し(攻撃は続く)出ていくという話を疫学的に説明されました。最大の防御は避難です。きれいな空気の場所へ移動すること。福島の事故はチェルノブイリの事故より小さいと言いたい勢力があるようだけどもっと危険で、これは日本だけにとどまらないと話されました。本当に悪夢のようです。

 木下さんのグループは都内23区の土壌調査を行っていて、平均値が924ベクレル/kgで、チェルノブイリ原発事故の30キロ圏内のキエフ以上の数値を出しているという報告がありました。しかもそれらは側溝や雨どいなどではない場所とのことでした。また目黒区のカーポートで10万ベクレルを出したそうです。「サラリーマンなどやっている場合ですか」と厳しく強く話されました。
 3.11の大惨事の受け止め方も人さまざまで家族でも違っているいま、、、。どうしたらいいのか。



地震

2012-03-18 08:34:00 | 反原発
 放射能の汚染状況に目をうばわれているうちにここ関東では地震への備えが最重要課題となってきました。ご近所の方の防災用品の買い物にお付き合いし、アルミシートを購入、早速布団の下に敷いてみました。使っていると忘れないかと思ってですが、使い心地は想像以上にいいので、これまたここにあることを忘れそうです。平日でも大賑わいの大型ホームセンター、ジョイ○ル○ンダには非常用トイレ袋などが山積みされていました。
 
 団地自治会がバスタオルで作る防災ずきんをやっていてその中に縫いこむのはフェイスタオル2枚のほかに
「軍手、下着上下(シャツは長袖)、絆創膏少し、10円玉10個、千円札、使い捨てカイロ、マスク、笛(あれば)、常用薬(あれば)45ℓゴミ袋1枚、靴下、通帳番号・年金番号の写し(手書きでも)、糸・針」となっています。
 いつか記念品でもらった非常用持ち出し袋の中身は「ロープ、軍手、折りたたみポリバケツ、アルミシート」です。

 ツイッター情報では、八が岳で磁場を測っている方からは「カロリーメイト、ナッツ、マスク、軍手、ゴーグル、タオル、ペットボトル、ナイフ、ライター、LEDライト、携帯充電器(電池式のものも)、ペン、思い出の品物」すぐ逃げ出せるようにとのツイートが出ています。
 困ったなあです。取り散らかすのは上手ですが、たくさんの中からまとめるというのは難しいです。

写真は春の朝ごはん、ふき味噌、レンコン団子、ミモザサラダ、あさり汁
 

震災から1年ですね。

2012-03-12 07:46:00 | 反原発
 昨日はここ立川では地震が来た14:46にサイレンが鳴って黙とうをしました。国会を包囲した人たちもいたでしょう。郡山の集会に参加した方(世話人花日記さん)もいたでしょう。

 私はぐずぐずTVとインターネットを見ていました。仙台のスコップ隊の打ち上げた鎮魂の花火はすごかったです。その日沖縄で開催されている講座「放射能防除の方法」の東京版のeチケットにアクセスしてやっと1枚とれました。
 
 夜、立川市内で開催された「「発生時と現在、そして未来へ~」福島県災害対策本部県外避難者支援担当の方の講演会があるというので行ってみました。
 ここ立川には被災された方が200人以上60~70世帯が暮らしているそうです。ネットワークが強い地域ということでの開催です。ほかに東京都では国家公務員住宅の東雲住宅に1,000人(うち9割が福島からの避難者)だそうです。

 脱原発し廃炉に向けた関連産業をおこしていくという話もありましたが、避難解除地区の話といい、20ミリシーベルト以下の地域の早期帰還といい、「心に届かない、どう支援したらいいかわからない」と次の質問者に言われたような気が抜けた感じでした。21時までの予定を30分切り上げていました。あとで別の会でもあるのでしょうか。担当者も被災者でしょうから。市から防災課長だの安全福祉課長だの係長クラスの方々も参加していました。
 
 子どもと放射能のこととか、4号炉のこととか聞けるかと思ったのは間違いでした。インターネットで知る苦難に比べてあまりにかけ離れていて、目の前の人がどこから現れたのかと、これは私の方がカリカリして変なのかと。友人を誘わなくてよかった。
梅は咲いたでしょうか。(神代植物園の梅) 

奇妙なアンケート

2012-02-27 23:52:00 | 反原発
 那覇から帰るJAL機内で奇妙なアンケートがありました。
国土交通省航空局の「福島空港を核とした地域活性化に関するアンケート調査」というものです。初めてのことだったし、あんまりばかばかしいので最後の肝心なところを書き写しました。

 「福島」「茨城」「栃木」いずれかで東日本大震災の影響はありますか。来訪頻度の変化は。

 どのような状況になったら観光に行きますか。
1、福島支援。
2、国際機関からの安全宣言が出たら。
3、著名人が旅行し、滞在の安全が実証されれば。
4、知人が旅行し、滞在の安全が実証されれば。
5、他より費用が安ければ。
6、その他(     )


国はこのまだ収束も覚束ない原発事故を何とか収拾しようとしているのか、廃炉の努力はどうなっているのか、日本国籍の人対象だったような。これではますます不安になりすぐにも降りたくなります。

写真は黄金の手によるサーターアンダギーの実演販売。(那覇リウボウ)