オレガノケントビューティーは、ハーブではなく観賞用の花で、
オリガヌス・スカブルムとオリガヌス・ロツンデフィルウムを交配した園芸品種。
灰緑色の肉厚的な葉が、細く木質の茎に絡みつくように密集し、
その先に淡い赤紫の花をつけた。
この姿は、中世の騎士が槍と盾を構えて突進してくる姿を連想させる。
ドンキホーテとセバスチャン
園芸品種として人気があるようだが、
手をかけないと美しい姿を維持できない。
それだけ、華奢(きゃしゃ)で野性味がない。
ハーブの原点から見ると、魅力がない品種でもある。
今シーズンは、鉢を他のセージなどに取り替えようかと考えていたが、
我慢して育ててきたので、これから手をいれてみようと思った。
高温多湿は苦手なので、夏場は、半日陰に置きます。
気になるのは、
元の種である、オレガノです。
オレガノは、ギリシャ語で“山の喜び”という意味であり、
香りが素晴らしく、イタリア料理ではよく使われます。
こしょうに似たピリッとした苦味
まずは、市販のものを手にいれ、料理で使ってみましょう。
それから、来春は苗から育ててみたくなりました。
「オレガノ ケントビューティー(Oregano Kent Beauty)」
・シソ科オリガヌム属の耐寒性がある多年草。(オレガノはハナハッカ属。)
・原産地は、地中海、西アジア。
・草丈は、横に広がり30~50cm。高さは、10センチ程度。
・開花期は、8月~9月。
・花の色は薄い赤紫。
・高温多湿が苦手なので、夏場は風通しがよい半日陰に置く。
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