モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

白妙菊、ダスティー・ミラー(Dusty mille)の葉と花

2008-07-19 06:26:17 | その他のハーブ

(写真)つぼみが美しい白妙菊の花


白妙菊は冬の花壇の王子様だ。
誰がいなくとも明日を期待させるものがあり、銀灰緑色の葉はこうごうしいほど輝いている。
弱い冬日にマッチした葉色のようだ。

しかし、夏場は強い光と周囲の緑に覆いかぶされ、
キャンバスの下地のようになってしまっている。
カラーコーディネイトでの隙間家具ならぬ隙間プランツのようだ。

そんな白妙菊も、
自己の存在を主張するかのように、
キク科の家系を誇示する濃い目のイエローの花を咲かせる。

しかし、咲いた花よりもつぼみのほうが美しい。

花が咲き実がなるのをゴールとすると、
多くの植物とは正反対で、ゴールよりもスタートのほうにさかのぼるほど気にいることが多い。
そんな珍しい植物だ。


菊といえば日本原産かと思いきや、白妙菊は、地中海沿岸地帯が原産地で、
さらに~ ~常識の錯覚が結構あることがわかった。
続きは後で、・・・・

(写真)銀灰緑色の葉を背景とした花


白妙菊(シロタエギク)・ダスティーミラー(Dusty mille)
・キク科キオン属の耐寒性がある常灰白色の多年草。
・学名は Senecio cineraria(セネシオ・シネラリア)。英名は Dusty mille(ほこりをかぶった粉屋)、 Cineraria、Silver ragwort。和名が白妙菊(シロタエギク)。
・原産地は、地中海沿岸地域
・草丈は50~60㎝で、横にも広がる。春先か花後に思い切ってカットする。
・茎・葉には白い繊毛があり、美しい銀灰緑色となる。
・開花期は5~6月というが今年は遅れ気味で、6~7月。茎の頭に花序がつき濃い目の黄色い花が咲く。
・根元から茎が分岐し太い株になる。
・花壇の縁取りなどに適している。


名前の由来
・senecio=cinerarii=cinerariaeラテン語で老人の白髪white hair=gray hairを意味する"senex"に由来
・cinerea=cinerariaラテン語で灰色gray、灰色がかったgrayish、灰色のashy grayを意味する"cinerarius"が由来』
・両語とも老人の白髪を意味するが、ハゲではないということを強調しているのだろう??


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