モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

真鯛のポワレ、アンチョビオリーブソースかけ

2011-10-30 12:32:50 | 男の料理

(写真)真鯛のポワレ


もったいないから生まれたメニュー。

最近は手間をどうして抜くかを考えているので、まず最初に奥から料理に適した器を出して使うことをしなくなった。洗ってしまう事を考えると最初にカットの対象になる。
器と盛り付けは最後の仕上げとして大切だが、料理店でないので我慢をしてもらう以外ない。
二番目は、調味料とかあまり使わない食材になる。パントリーに種類豊富にストックしてあるが、賞味期限切れが意外と多いので、使わないものは買わないようにして種類を絞り基礎的なもので合わせ調味料を作るようにし始めた。食材も乾燥したもので賞味期限が長いもので万が一の時のバリエーションとして使用できるものに絞り始めた。

言い訳から始まったが、こんな状況で“あるもの”で真鯛のポワレを作ってみた。
パントリーにはそろそろ使わなければと思っていたオリーブのオイル漬けとパスタ用に買っておいた「キューピーのアンチョビソース」があったのでこれを使った。
黒オリーブとアンチョビを刻んで作ったソースを“タブナード”というそうだが、これも一応タブナード風になるのだろう。

写真写りは悪いが、味はなるほどだった。
白ワインを飲みながら食べるとパリッとした真鯛の皮とソースがワインを引き立てる。
これは、皮を食べる料理かもしれないと思った。
我が家では、皮を捨てるので“皮を食べな”と一言料理に付け加えた。

真鯛を買う場合は、皮が美味しそうなものを選んで欲しい。

(写真)


【材 料】 (4人前)
真鯛(切り身)         4切れ
塩・コショウ          適量
オリーブオイル         大さじ2杯
白ワイン            適量
<ソース>
オリーブ            15-20粒
アンチョビソース(アンチョビ) 大さじ2杯(4枚)
オリーブオイル           大さじ1杯
<付け合せ>
キャベツ            4枚
モヤシ             1袋

【作 り 方】
1. 真鯛はウロコをとり塩・コショウをふる。
2. オリーブをみじん切りにし、アンチョビソース、オリーブオイルと混ぜ合わせる。(市販のアンチョビソースには味がついているので、アンチョビを使う場合はみじん切りにし塩・コショウで味を調える。)
3. フライパンにオリーブオイルをひき、真鯛の皮目を下に中火でパリッとなるまで焼く。皮が全面焼けるように箸で押さえる。
4. パリッとなったら裏返しをし、弱火で火を通す。最後に強火にしてフライパンに白ワインをふりかけ香りをつける。
5. 焼きあがった真鯛を耐熱皿にとり、皮目を上にして2で作ったソースを塗り、200℃に熱したオーブンで5分間焼く。
6. 焼きあがるまでに、キャベツ・モヤシは温野菜として使うので硬めにゆでる。(野菜は何でも良し。)
7. 焼きあがった真鯛と温野菜を皿に盛り付ける。

この調理は、仕込みの時間が短いので、30分前後で出来上がる。


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