今日は法事があったのですが、お坊さんの説法で観音様の話がありました。
観音霊場は西国33カ所とか四国88カ所ほか、全国にたくさんあります。
西国1番札所は那智山青岸渡寺です。 那智の滝で有名です。
西国33番札所は最後の札所ですが
岐阜県の谷汲山ですが、お寺の写真を撮らずに残っているのはどこかで食べた鮎の炉端焼きの写真のみです。
観音様の姿はご本尊なのでお寺では撮影できませんが、時々こうやって大きな像が立っています。
私なんぞは西国33カ所を回っても、旅行の行き先に観音霊場を選んだだけで、そこで、御朱印をもらって行った気になって、観音様が何かなど一度も考えた事はありません。
お坊さんが言うのには観世音菩薩なので、音を聞く仏様で世の中のいろいろな音や物事を聞いて助けてくれると言う。
「妙法蓮華経観世音菩薩普門品偈」というお経があって、それについてありがたいお話をしてくれました。
「世尊妙相具 我今重問彼 佛子何因縁 名為観世音 、、、」
長い長いお経です。 世尊さんが、お釈迦さまに観世音菩薩とはどんな人なの? と問いかけると、いろいろ答えてくれたというようなお話です。
このお経の中に「念彼観音力(ねんぴーかんのんりき)」という言葉が何度も出て来ます。 孫どもはあまり何回も出てくるので、お経の最中ですが思わず吹き出してしまうほど何回も出て来ます。 実は11回も出てくるのです。
観音様に手を合わせて念じると助けてくれるというような意味のようです。
そして、その例がお経の中に書いてあるのです。
「推落大火坑 念彼観音力 火坑變成池」この意味は火の穴(火山のようなものか)に落とされた時でも、念彼観音力を唱えれば、火の穴は池に代わって助かるという事です。
次は「惑漂流巨海 龍魚諸鬼難 念彼観音力 波浪不能没」 大荒れの海で龍のような魚や鬼にあったような時でも、念彼観音力を唱えれば、波は治まり助かる。 難しいようでも意味を聞けばなんとなく漢字の意味がわかる。
こういう例が11も出てくるので、そのつもりでお経を読めばおもしろかもしれません。
では、観音力とは何かというと、観音様の力だが、自分自身の中にある力だという。
例えば寝ている時に、枕がずれても自分の腕で枕を元の位置に戻して寝やすい状態にする。これを無意識のうちにしているのは自分自身の中にある観音力だそうだ。 なるほどと思う意味深い解釈だろう。
しまいには、瞬きをするのも息をするのも無意識でおこなっているのは観音力だと、ちょっと言い過ぎじゃあなかろうか。
というようなお話を、読経の後数十分もされて、足は痺れるし、そろそろ終わりにしてほしいなど不埒なことを考えたりして。 でも孫たちはちゃんと我慢して聞いてくれました。 有難う。
話題を変えて
この店と上新電機で
絵の具類と地面の材料を買って来ました。 レイアウト用です。
上の店で、厚紙の切れ端を一枚1円で売っていたので、これも少し購入。
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