大好きな落語の世界にも賃貸に関するお話が沢山あります。
♪
とざい、とーざい(東西東西)、
興味ある方も無い方も寄ってらっしゃいみてらっしゃい♪
(なんだかバナナ売りみたい?芝居の口上でございます)
落語に造詣が深いわけではなく、ただただ好きなだけ(;^_^A
間違いがあったら逆にご教授いただけると幸いでございます!!
ところで落語には必ず落ち(さげ)があります。
是非皆さん自身で聞いてみてもらいたいため敢えて出来るだけ落ちを書かずに参りたいと思います!
さてさて江戸で賃貸を生業にしている弊社(トラストホーム)ですが
落語の世界にも所謂、賃貸の長屋噺(ながやばなし)は沢山ございます。
今回紹介したいのは「小言幸兵衛」(こごとこうべえ)
あらすじは
麻布古川の小言ばかり言う家主、
ついたあだ名は「小言幸兵衛」(こごとこうべえ)
家を借りにきた店子(たなこ)にまで説教小言を垂れてしまう!
先ずは、豆腐屋さん
普通は子どもがいると貸し渋る大家さんも居るため、
「餓鬼(子ども)は居ない」と主張する仕立て屋に
子どもは、子宝だからと説教し、挙句の果てに
「女房が子供嫌いなら、オレがもっといいのを世話してやる! すっぱり別れて独り身になって引っ越してこい」
次の入居希望者は、仕立さん
問題は20歳になるせがれ(息子)名前は「六三郎」
江戸の芝居で人気の心中もの(親や周囲の反対に合いあの世で一緒になりましょうと心中してしまうはなし)の男の名前に
六三が多いことに加えて貸室の隣が古着屋さんで年頃の娘がいて
名はお園・・・幸兵衛の独壇場の大妄想の大芝居となる・・・
無茶苦茶の極致に、仕立屋、もはや言葉を失い。「とにかくお前が越してくるとこんな騒動になるから店は貸せない。とっとと帰っとくれっ!」
この大家さん一体貸す気はあるのでしょうか?
実は、江戸時代の家主というのは、地主に雇われた今で言う管理人さんみたいなもの。
町の相談役や世話役を兼ねていたので、絶大な権限を持っていたといいます。
家主は、何かがあった場合、店子(入居者)との連帯責任を負わされることが決まりとなっていたたため、入居審査はうるさかったようです。
借り手市場といわれる昨今
貸主様も借主様もフィフティーフィフティーの関係で
借りてもらう、貸してもらうの気持ちで気持ちよく賃貸していただけるよう日々仲介の精進してまいります(^o^)/
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