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液体急速冷凍

2019年09月01日 | その他

今日は少し仕事の話をします。

15年前は、三洋電機で働いていました。その時に、三洋の冷蔵庫に深温冷蔵庫と言うのが、一時期ありました。

冷凍室(フリーザー)をー35℃にして、肉や魚を急速冷凍して、0度からー5度までになる速度を速めると、肉や魚の組織が

変わらず、長期保存が出来て、食べるときに、新鮮なままで維持できると言う冷蔵庫でした。

これは、32年くらい前に開発しましたが、その年で企画も中止になったように思います。

それ以来、家庭用冷蔵庫でそこまで急速に冷やす冷蔵庫は現れませんでした。私も、生活する上で必要としませんでした。

 

最近、我が社のコンプレッサを使いたいと言うお客様がおり、今回、そのお客様が組み立てをしているところで打ち合わせをしてきました。

それが、液体急速冷凍と言う商品です。

液体は、エタノールを槽に要れ、その液体をー30度に冷やすのです。一般の冷蔵庫の、冷凍庫は空気中の温度をー18度以下に

冷やします。

ー30度に冷やされた、18Lの液体に、真空パックした肉や魚を入れると、短時間でー18度以下になります。

要するに、肉や魚が0からー5度に素早く通過すれば、長期保存が可能なのです。この場合、-18度に冷えたら、一般家庭の

冷凍庫に入れておいても、10年でも20年でも保存が出来て、食べるときに自然解凍すれば、取れ立てのものと同じ味を保証できる

のです。それが、下記のサイトです。

https://www.technican.co.jp/product-info/tomin-mini/

 

私も、取れたてと同じ状態を食べたものがあります。

1つは、タケノコです。タケノコの旬は場所により、異なりますが、3-5月で・・・2週間くらいでその旬も終わります。

缶詰にして、長期保存はできますが、一度茹でて・・・・ですので、柔らかいのです。取れたてのあの感触のタケノコをいつでも

食べるには、これが可能なのです。

我が田舎では、5月に入ると、タケノコが出始めます。一杯取れますが、一度に食べれません。

来年は、田舎に帰って、生のタケノコを持ってきて、このメーカーで耐久試験している装置に入れて、長期保存を試したい。

 

もう、1つは、お米、新潟のコシヒカリの新米をキープできる・・・

しかし、残念ながら、冷凍庫の大きいものを持っていないので、タケノコを保存したら、米を入れられない・・・・

 

グルメブームの今の時代、これがあれば、いつでも、旨いものをお客様に出せます。究極のものです。

既に、使われている方もいるようです。

 

タイで1度、タケノコをお店で買いました。タイのタケノコは、安い・・・1個 60Bくらい(200円)

皮を剥くのが大変です。皮が凄く薄くて、硬いのです。

さらに、不思議なのが、節がないのです。

真横に切っても縦に切っても、節による空間がないのです。写真とりましたが、見ても、豆腐にしか見えません。

 

 

コメント
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