以前にも書きましたが、我が家は娘が嫁いだ実家が沼田で米を趣味程度に作っていて、数年前から無料で頂いております。1年で30kg袋の玄米 4袋、これを娘の旦那が担いで運んでくれます。
この米が旨いのです。以前、南魚沼のゼンマイを販売しているところで、米を買ったのですが、それが、何故か旨くなかった。何故でしょうね?
そして、前回、ジャズ喫茶で三洋で働いていた方と1時間話し込んだと書きましたが、この方も、米を作っています。親から受け継いだ先祖からの田んぼを定年から引き継いだそうです。
さらに、近所で田んぼをやっている農家の方から、お願いされてトータルで125俵の米を毎年作っているそうで・・・
彼がいろいろ作り方を独自で勉強して、作っているそうです。以前、我が家の米が一時的に不足して、10kgをお願いしました。その米が、沼田の米と同じくらい旨いのです。
彼は、農協に出さずに、親戚・家族・知人・依頼された農家・それにネットで販売しているそうです。それで、年間相当なる赤字だそうで・・・それに、腰を痛めて手術もしたそうで・・・・
農業をするのは大変なのです。農機具を揃えたり、旨い米をキープするのに、夏は米冷蔵庫に入れて置かなければならず、30kgを入れる袋も新品ですと100円もすると、250袋必要ですので、年間2万5千円必要になると・・・
この袋を中古で買うと50円になるそうで・・・
彼は、秋に田んぼレンゲを沢山植えて、その根が、田んぼの虫を除去してくれると、それでも、多少の農薬は必要で、完全な無農薬には出来ないそうで・・・
それでも、稲を毎日のように見ながら・・・虫に食われていないか、根腐れしていないか、水の量を見ながら育てているそうです。
腰もいたくなるような農業、どの時点で廃業にするか思案中だそうで・・・
私は、てっきり、沢山利益が出ているものとばかり思っていましたが、利益を出すには、もっと量を作らなと駄目のようで・・・一人では難しいようです。
私もたまには、沼田までお手伝いに行こうかなんて考えましたが、素人では邪魔になるだけですね!