第3の支援者構想委員会 キャリアコンサルタントの未来を考える。

キャリアコンサルタントは、親でも上司でも先生でもない「第3の支援者」。これからのキャリアコンサルタントの未来を考えたい。

組織社会化プロセスからオンボーディング・プロセスの時代へ

2019年10月13日 | 日記

マサチューセッツ工科大学(MIT)のオンボーディング・プロセスは、

内容的には目新しく見えないかもしれない。

重要なのは、このプロセスを組む目的。

「組織の一員やサービスのユーザーとして新しく加入したメンバーに手ほどきを行い、慣れさせる」

のが、目的。

つまり、

これまでは、組織社会化の促進やサポートが目的で、新卒や若手のメンバーを組織の文化や価値観に

どう“順応”させるかが主眼でした。そのために全員一律の新人研修として実施されてきました。

これに対してオン・ボーディング施策は、これまで対象に含まれなかった、経験豊かなプロフェッショナル

やマネジメントにも適用。個々のキャリアや能力・スキルの特徴に応じてカスタマイズされたプログラムを提供し、

職場全体で新メンバーを受け入れようとするプロセス構築です。進めていけば、既存メンバーとの“統合”を創出し、

あくまでも組織全体の生産性を高めることが、目的なのです。


特に中小企業の採用~教育~定着までのプロセスは、「オン・ボーディング・プロセス」になっているのでしょうか。




人手不足感(労働市場)に変化あり?

2019年10月13日 | 日記

神奈川がもうすぐ1倍を切る。

製造の求人が急激に冷え込んでいる。

大手流通チェーンも閉店が相次ぐ。

景況が悪くなったから?

米朝の貿易摩擦の影響で、生産数が激減している。

いわゆるワーカー層が行き場をなくす可能性が高い。

販売スタッフの就業場所も少なくなる傾向にある。

どれもグローバルと産業構造の変化が要因だ。

労働市場を左右するのは、景気だけではない。


https://tsuna-ken.com/report/20191010_1883.html

「給与」に対する闇が深い企業の考え方

2019年10月13日 | 日記

みなし残業とは、賃金の中に、

あらかじめ一定時間分の残業代を含ませておく制度のことで、

一定の残業代を固定して支払う固定残業手当とも。


月当たりの固定残業代がある場合は、

その時間と額を表記しなければならない。

募集要項上では、そこを隠すと虚偽になる。

このみなし残業、固定残業という制度が悪いわけではない。

問題は、2つある。

①(業界によってさまざまであるが)長い固定残業時間

月の固定残業を、40時間と定めた場合、40時間を強要することになる。

もし効率的に終わっても、固定残業代払っているんだから、と

詰め寄る管理職もいるわけだ。

②固定残業時間を超えた分は払わない。


言語道断である。だったら、最初から固定残業代なんてものは払わないほうが良い。


結局、「給与」に対する闇が深い企業の考え方は、経営側のご都合主義によるもの。

就業者は、その会社を見極め、早めに見切りをつけたほうが良い。



昭和世代の価値観で、若者は就業が出来ない。

2019年10月13日 | 日記
現在でも失業率の年代別トップは若者。中高年の私が言うのもなんだが、中高年支援はやめた方がいい。

若者の失業率は3.7%だ。社会背景の影響も大きい。人生や生活においての価値観も変わった。

何が大切か、何をするべきか、何が必要のなのか。昭和世代の価値観でみては取り扱えない。

なぜ若者の就業が進まないいのか。

中小企業において魅力ある職場づくりと育成スキームづくりが圧倒的に足りないのが原因だ。


「子ども部屋おじさん」

生涯結婚しない「子ども部屋おじさん」が急増 日本が「存続の危機」にさらされている?

天野馨南子:ニッセイ基礎研究所生活研究部准主任研究員

https://toyokeizai.net/articles/-/295065?fbclid=IwAR2nN0GGHoNaGYc_4V9x0eQ1Asu3AmTThDpnYPoZvzNn7WUKZptqSRDjei8