YAMAHA XS250 (4A8)

1981年式Midnight Specialの修理・整備とツーリングの記録

シリンダー圧縮圧力測定

2021年02月13日 | YAMAHA XS250(SOHC) 整備記録

56,773.8km



15km位走ってきてからすぐ、シリンダーの圧縮圧力測定。



左 約8.3kg/



右 約8.8kg/


…低い😓


標準は10.5kg/㎠となっている。ただし1,000rpm時。測定時1,000rpmなのかどうなのかわからないが、標準よりかなり低いことは間違いなさそう。



低い場合の点検項目。


バルブシートカット、バルブシートリング打ち替え、シリンダースリーブ作成交換(プラトー加工)、ピストン&ピストンリング交換、をしてからまだ2,000kmも走ってないはずなので、組み込みに間違いがない限り、a)c)d)が原因とは考えられない。


予想通りというか、まず考えられるのはb)のバルブクリアランスの調整不良と思われる。


冷間時に行う必要があるため、エンジンが冷めるのを待つのだが、今日に限って気温が高く、なかなか冷めない。



明日は少々走りにいくつもりなので、変にいじるのはやめておこうかどうしようか迷いつつ、とりあえず先にシートとガソリンタンクを外す。



以前1個だけ試しに塗ってみたタペットカバーが割とうまくいっている。


外しついでにもう1個塗ってみる。


古い塗装をスクレーパーで剥がして、大雑把に水研ぎし、



シリコンリムーバー



ミッチャクロン



黒染めスプレーで仕上げ。



かなり雑にやった割には充分な仕上がりになるから黒染めスプレーは好き()

なにしろお手軽に塗れるので、最近のお気に入り。



多少は動きが良くなることを期待して、リヤショックのロッド部分にスーパーZOILスプレーを塗布。



ゼネレーターカバーを外し、タペット調整開始。



シックネスゲージはなんだかんだで3個もあるが、手近にあったインチ版を使用。



インレットは0.04インチ=0.102mm

エグゾーストは0.04インチと0.03インチを重ねて0.178mm


最後に、タペット調整口からスーパーZOILスプレーを吹き入れておいた。


タペットカバーのOリングが1個切れかけていた。もったいないので切れるまで使う。ストックはいくつもあったはず。


エンジン始動確認。まだテストランはしていないので、変化は感じない。気持ち吹け上がりが良くなったのかな?という程度。


明日走ってみて確認予定。



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