YAMAHA XS250 (4A8)

1981年式Midnight Specialの修理・整備とツーリングの記録

復活プロジェクト 作業26

2006年02月11日 | YAMAHA XS250(SOHC) 整備記録
<スペアエンジン>
シリンダーヘッド分解
バルブ取り外し
バルブ清掃(INLET1個)
ピストン清掃(1個)
クランクケースカバー1,2取り外し
ゼネレーターカバー取り外し
ゼネレーター取り外し
クラッチ取り外し
シリンダー軽清掃


またもやガレージ内はすさまじい状況となっている。


もう10年以上前になると思うが、買っておいたまま、バルブを外すのを躊躇して今まで使うことの無かったバルブスプリングコンプレッサーがとうとう出番となった。


バルブに付着していた堆積物がものすごかった。カーボンクリーナーではとても取れる代物ではないことがわかり、カッターで削り取るしか方法を思いつかなかった。カーボンの下に灰色の堆積物が固着しており、どんな状況でこんなことになるのかと思うほどであった。

ピストンリング溝のカーボンというか、エンジンオイルのタール化した様な物もなかなか落ちなかった。まだ少し残っている。何度もカーボンクリーナーに浸け込み、最後には同じくカッターでこそげ取る様にした。

とにかく全体にエンジン内部はひどい状況で、本当に3ヶ月前にエンジンがかかったのか疑わしい。

あとはローターを外せばクランクケースを分割できると思うが、ローターだけはローターホルダーとロータープラーという特殊工具が必要だ。ローターホルダーはヤマハ純正だと6,300円もするので、汎用のプーリーホルダーで代用できないか吟味中。

復活プロジェクト 作業24

2006年02月05日 | YAMAHA XS250(SOHC) 整備記録
フロントブレーキレバー部分解・清掃・グリスアップ・組付け
フロントブレーキマスターシリンダー周り軽清掃
スペアエンジンシリンダーヘッドカバー部分解


フロントブレーキマスターシリンダー周りに漏れたブレーキフルードが付着してひどかったので、ブレーキレバーも取り外し、清掃したところ、めちゃくちゃレバーの作動が軽くなった。頼りない位。


キャブの同調も自分でやりたいので、バキュームゲージを買おうか買うまいか迷っていたが、そういえばずーっと前に買った1連バキュームゲージがあり、ホース部分を加工すれば使える様だ。

あとは作業に直接関係は無いが、ガレージ内を整理・清掃。


ついに本日、ネットオークションで買ったエンジン2号に手を入れた。作動には問題は無い様だが、この際、メインエンジンの本格的分解整備に備えての予行演習も兼ねて、このスペアエンジンを分解・洗浄・再組み立てし、現エンジンと一旦乗せ換え、うまくいけば現エンジンのOHに移ることにした。

復活プロジェクト 作業23

2006年02月05日 | YAMAHA XS250(SOHC) 整備記録
スイングアームピボットシャフト本締め
リアホイールシャフトキャッスルナット本締め
フロントフォーク締め付けボルト(上)洗浄・組付け
左バックミラー洗浄・組付け
スターターモーターカバー組付け

各ナット・ボルトはトルクレンチを使って規定のトルクで本締めした。
先週スイングアームピボットシャフトとリアホイールシャフトキャッスルナットをトルクレンチを使って締め付けようと思ったらサイズの合うソケットを持っていなかったため、TONEの24mmソケットを買ってきたが、サイズを間違えていて、22mmだった。今日22mmのものと交換してもらって、ようやく本締めできた。

今日は2〜3キロ、最高50km/h位まで出して試走した。スイングアームのOHの効果か、リアの作動はしっかりした感じ。特にコーナリングでは、お尻で路面の状況をつかみ易い気がする。しかし、ここのところハーレーに乗っていたため、「こんなに加速が遅かったのか」と驚いた。一瞬、クラッチが滑ってるのかと思った。でもやっぱり楽しい。音が独特で良い。

あとは、フロントフォーク周りをどこまでメンテするか迷っている。
それと、この前捻じ切れたクランクケースのボルト2本をどうするか。こいつを直そうと思うと、折れ残ったボルトを確実に取り外すためには、ヘッドカバー、シリンダーヘッド、シリンダー、オイルポンプ、クラッチ、ゼネレータ等、ほとんどのエンジン部分を外さなければ問題の箇所に行けない。

この前オークションで買ったエンジンにオマケでつけてくれていたパーツを一部分解、清掃した。一番のもうけものは、イグニッションモジュール。こいつは単品でも、まともに買ったらものすごい値段である。そのスペアができた。今日外したのはシフト関係のパーツ。汚れたグリスでギトギトなので、分解して洗浄。乾燥後整理してストックパーツリストに追加予定。