天津ドーナツ

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‘10天津ドーナツ夏期講習 内容および終了後の感想

2010-08-20 12:37:41 | 結果報告
‘10天津ドーナツ夏期講習 内容および終了後の感想
2010年8月20日(金)
天津ドーナツ 川端敦志
1. 講習の内容
(1)発音
①アクセント  ②イントネーション  ③母音(ア行~)  ④子音(カ行~)
⑤母音の無声化  ⑥楽譜  ⑦7秒~15秒続ける  ⑧唇と舌の運動 
⑨舌の使い方 ⑩じゅげむ ⑪ういろう売り(原稿の紹介のみ)
(2)発声
   ①呼吸(基本は息を吐く) ②体の柔軟性  ③低い声~通常の声~高い声
   ④声の方向性・距離  ⑤気持ち・感情によって声が違うこと
(3)表現(文章の理解が基本)
  ①間  ②強調の方法  ③意味・意志・感情を理解する 
 ④表現したいことと表現技術の差を埋める  ⑤聞き手を意識する  ⑥表情(声・顔)や動作
(4)考える日本語:日本語で討論(2~4時間)
  ①環境・時代・社会をつくる責任  ②勝者の条件  ③本当に人を愛する条件
  ④動物と人間の違い  ⑤環境保護と経済の発達  ⑥練習の目的  ⑦日本語の練習法
  ⑧結果は選択の積み重ね ⑨挨拶の種類  ⑩感謝の気持ち  ⑪現代社会の矛盾 
  ⑫運命を引き受ける(『平凡な世界』) 

2. 終了後の感想
(1)改善点(こうすればもっとよくなる)はどこですか?
①もっと特訓の期間が長かったら、楽譜の強調すべきところを具体的に教えて欲しいです。そして、私たちが書いた文章の楽譜を読んでいただきたいんです。正しく直していただきたいんです。イントネーションはやはり難しいと思います。機会があれば、また先生と勉強したいです。
   ②1時間ごとに10分の休憩をください。休憩なしはきついです。

(2)全体の感想
①朝、8時30分に始めるのは、とてもいいです。あわてずに済みます。
発音方法はいい勉強になりました。今まで習ったことがないことばかりで、自分の発音の修正点が分かりました。
先生の励ましに感謝します。また、クラスメートが私の発音を丁寧に直してくれたことに感動しました。励ましに感謝するために、そして自分のために最後まで頑張ることができました。
この5日間、最初は苦しかったのですが、最後の日は楽しいと感じました。みんなと一緒に勉強したことは、とても楽しく、いい思い出になりました。
先生の仕事ぶりに感動しました、ありがとうございました。
授業の間に、10分ほどの休みをください。(天津理工大学国際工商学院 車さん)

   ②この5日間は、すごく早いですね。私たちは川端先生から、いろいろなことを習いました。本当にいい勉強になりました。日本語学習法とか、発音の練習とか、楽譜のこととか…。日本語の勉強だけでなく、どのような人生を生きるのか、自分の目標とか夢とか、どのような価値観を持っているのか、心の中に深く残っています。私と張さんは大連から天津へ行って、川端先生と皆さんに出会い、本当に楽しかったです。川端先生は私たち一人ひとりの問題を取り上げてくださり、本当にありがとうございました。(大連民族学院 鄭秋紅さん)

   ③一番いいことは、楽譜の勉強だと思います。この楽譜を知る前に、私は文章を読むときに間違いだらけでした。この楽譜を勉強すれば、どんな文章を読んでも心配がなくなるでしょう。
    アクセント・イントネーションの練習、発声練習など、私はとてもいい勉強になりました。これらは日本語学習の基本でしょう。このとおりに毎日練習をしたら、日本語を話す自信がだんだんついてくるでしょう。
    私は「考える日本語」という部分が大好きです。これによって、私は初めて自分の言いたいことを自分の言葉で口に出しました。これは、私にとって、成功の第一歩です。
    先生、本当にありがとうございました。この特訓はたった5日間でしたが、私の日本語の勉強に大変役に立ちます。人生についても、日本語の勉強についても、いろいろ考えるようになりました。今の私は新しい自分です。私の先生に感謝する気持ちは口に出せないほど強いです。先生、どうもありがとうございました。(大連民族学院 張冰さん)

④この特訓を通して、いろいろなことを得ました。先生が教える発音の方法は私にとって非常に役立ちました。特に、楽譜と早口言葉の練習は、私の発音の向上を大いに助けるでしょう。そして、先生はいつもゲームをしながら日本語を教えてくださって、なるべく早く知識を身につけさせようと工夫をしていました。また、毎日、みんなで討論するのはとてもいい勉強になりました。話す能力と考える能力を鍛えることができました。もし、もう少し時間があったら、授業の間に、先生の推薦する本を紹介してくれたらと思います。(天津工業大学 楊ヨウさん)

   ⑤初めは大変でした。一日中日本語を聞くのは初めてでした。しかし、とてもいいことで、学校ではこんなチャンスはありません。クラスメートや先生と交流しているうちに、自信がついてきたようです。以前は、このような発音の練習はぜんぜん知りませんでした。ミスがあっても気にしませんでした。しかし、この5日間はとてもいい勉強になりました。ありがとうございます。(天津財経大学 尚玉美さん)

   ⑥いろいろないいところがあります。例えば、楽譜や母音の無声化やアクセントやイントネーションなどです。このほか、毎日、唇と舌の運動をすることと、体を動かすことは、本当に役に立つと思います。5日間はちょっと短いと思います。また、昼休みが少し短いです。(天津財経大学 周志新さん)

   ⑦私は、今度の特訓に参加できて、とても幸運だと思います。今までの勉強のいろいろな問題点に気がつきました。そして、いろいろな練習方法を知りました。本当にいい勉強になりました。学校に戻ったあとも、ちゃんと練習して、きれいな日本語を話します。
    考える日本語という部分は良かったと思います。確かに、勉強と言うのはただ教科書を覚えるだけではありません。ものごとに対する考え方は、確かに学生としての私たちにとって、大事だと思います。5日間の特訓の中で、いろいろな友達もできて、うれしいです。みんなと一緒に交流し、自分の視野も広くなりました。だから、これから一緒に頑張りたいです。でも、これは全部、川端先生のおかげです。こんないい条件を提供してくれて、こんな言い方法を教えてくれて、日本語の勉強を手伝ってくれて、ありがとうございました。確かに勉強に苦労は不可欠です。私は、川端先生からそういう精神的な力を教わりました。今まで、天津でいろいろ手伝ってくれて、本当にありがとうございました。だから、私は、教えてもらった方法を利用して、もっと頑張ります。私は川端先生のような立派な人になりたいんです。5日間、お疲れさまでした。先生、普段からゆっくり休んでください。これからも宜しくお願いいたします。頑張りましょう。(河南省南陽師範学院 李媛媛さん)

   ⑧この特訓を通して、私はいろいろな知識を学びました。先生の真剣さと、先輩たちの上手な日本語に接し、私はいろいろと考えました。私は日本語の発音をきれいにするために、一生懸命に頑張らなければなりません。また、考える日本語ということに注意します。(天津財経大学 張立鵬さん)