散歩のついでに・・・

犬も歩けば棒にあたる。デジカメを常に持ち歩き、気ままに撮った写真を中心に思い思いに綴っています。

象の鼻公園に行って来た。 其の弐

2009-06-07 23:27:40 | 散歩
幕末から明治時代初期に掛けてフランス軍が駐留した事からフランス山と呼ばれたそうで、現在は港の見える丘公園の一部となっていて復元された風車が建っています。

フランス山を下って歩道橋を渡って人形の家、山下公園へ。
昔の横浜観光と言えば、外人墓地に港の見える丘公園、マリンタワー、山下公園。

山下公園ではドラゴンボートレースが開催されており、海岸に沿って観客が立並んでいて公園の芝生では催しの参加者や休日を思い思いに過ごす人達で一杯でした。
山下公園から大桟橋方面に向かって歩き、やっと目的地である象の鼻公園へ到着。
先端まで歩いて行き、横浜の三塔が見えるか確認してみましたが、横浜開港記念会館(ジャック)の塔はギリギリ見えるかどうか。
角度的にはもう少し、右からではないと見えそうにないので対岸の公園へ移動する事にしました。

埠頭側ではなく公園に立って確認すると微かにですがジャックの塔の頭が見えます。
新たな横浜の三塔が見える場所です。
公園内には開港150周年イベントの黒船トリックアートがありましたが、行列が出来ていたのであまりゆっくりと見る事が出来ず立体的には見る事が出来ませんでした。

公園内には他には公園を整備している時に発見された煉瓦造2階建倉庫の遺構が解説の看板と供に展示されています。
公園内は普通のベンチがなく、海側に向かって斜面に石のベンチが置かれており、特設ステージで演奏されているジャズに聞き入っていました。

象の鼻公園を見た事ですし後は帰路へ着くだけ。
帰り道のついでに開港記念会館を撮影。
海側から見ると奥まったところにあり、手前に高層ビルが建っていたりと見える角度がかなり限定されています。
建築物を建てる時には景観条例があれば、現在みたいな事はなかったと思うと残念です。
そのまま真っすぐ関内駅まで歩こうと思っていたら、何やら日本大通の方から演奏(太鼓)の音が。
近寄って見るとパレードです。
横浜公園をスタートして次々と各チームが行進をしています。
高校や小中学校のブラスバンド部、コスプレ(?)チーム。
横浜公園を受けて横浜市役所前の信号を渡って関内駅へ。
関内駅と市役所の間の市役所側に港町魚市場跡の碑を発見。
取りあえず石碑を撮影しましたが、刻まれた内容については未確認。
昔、埋立前?それとも派大岡川の時にこの地に魚市場があったようです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

象の鼻公園を行って来た。 其の壱

2009-06-07 20:01:19 | 散歩
朝から。少し暑いくらいの陽気。
昨日から天気予報で晴れとなっていたので、散歩に出掛けようと心の準備はしていたんですが、どこに行くかは決めてなかったんです。
メダカに餌をあげたり、夏本番に備えてエアコンのフィルターをキレイにしたりと気付けば時間は11時過ぎ!
2時間くらいは歩くとしてあまり遠くへは行けないのでどうしようかと考えて思いついたのが、今月オープンした象の鼻公園
JR石川町駅から山手通りを散策して港の見える丘公園・フランス山・山下公園と巡って象の鼻公園を最終目的地にしてJR関内駅かみなとみらい線の日本大通駅から帰宅するコースを考えて出発。
JR石川町駅から最初に目指すはイタリア山庭園。
駅のホーム(山手駅より)からトンネルの上に一部建物が見えるところにある庭園です。
庭園内にはブラフ18番館(旧カトリック山手教会司祭館)と旧内田邸(外交官の家)が移築されており、ブラフ18番館は横浜市認定歴史的建造物、旧内田邸は国重要文化財に指定されています。
旧内田邸の裏庭は四季折々の草花が咲く庭園で今日は暑かったのでしょう、噴水からの水路で水浴びする雀がいました。
旧内田邸の表の庭には薔薇が咲いており、チューリプも季節には咲いています。
イタリア山庭園を後にして山手通りに出て、緩やかな爪先上がり坂道を歩いて行くと信号の角に見えて来る聖堂はカトリック山手教会聖堂です。
このカトリック山手教会聖堂は横浜市認定歴史的建造物です。
一際高い尖塔は山手を代表するランドマーク的な存在。
ちょうどこの日は結婚式を執り行っているらしく敷地の奥庭のマリア像の近くには着飾った人達が記念撮影をしていました。
カトリック山手教会聖堂の並びにあるカトリック横浜司教館別館も横浜市認定歴史的建造物です。
公開はされていないので通りから外観を見るだけですが、山手通りに建つ西洋館はどこも写生をする人がいます。
次に見える西洋館はベーリックホール。
現存する山手外国人住宅の中では最大規模のスパニッシュ・スタイルの西洋館だそうで、こちらの建物も横浜市認定歴史的建造物です。
本日はこちらも結婚式のため内部は一部見学の制限がされていました。
ベーリックホールの庭を通り抜けて再び山手通りに出ると隣は元町公園。
公園に入って正面にある建物はエリスマン邸です。
やはりというかここもというか、横浜市認定歴史的建造物です。
更にこちらでも結婚式が執り行われるのでしょうか、赤い毛氈が敷かれています。
元町公園の道路の反対側にある建物。
えの木てい、山手234番館、横浜山手聖公会。
えの木ていはお菓子屋さんで山手234番館と横浜山手聖公会は横浜市認定歴史的建造物。

山手通りを再び進むと左手に外人墓地が見える辺りから反対側に見えて来るのが山手資料館(横浜市認定歴史的建造物)と山手十番館。
山手十番館はフレンチレストランで、建物は古そうですが昭和42年開館となってますので歴史的な建物ではないようです。
外人墓地は寄付金200円/一口を入口で支払えば公開されている場所という制限はありますが、中に入って見学する事が出来ます。

外人墓地を出て真っすぐ正面は港の見える丘公園ですが、今回は正面からではなく右に進んで山手111番館側から公園に行く事にしました。
山手111番館は大正15年J.H.モーガン設計の建築物で横浜市指定文化財。同じく港の見える丘公園内には旧英国総領事館で横浜市指定文化財のイギリス館が建っています。
公園内の展望施設からは公園の名前の通り、港が一望できベイブリッジやマリンタワーが見えます。
マリンタワーは以前は赤と白の二色でしたが、リニューアルされてシルバーになりました。

港の見える丘公園からそのままフランス山へ。
文字数がオーバーしそうなので其の弐へ続く。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする