散歩のついでに・・・

犬も歩けば棒にあたる。デジカメを常に持ち歩き、気ままに撮った写真を中心に思い思いに綴っています。

東海道五十三次 小田原宿-畑宿 其の一

2008-09-14 23:59:24 | 旧東海道
朝早起きをして10時に小田原駅到着。
前回は国府津から小田原宿まで歩き、小田原城趾公園でアジサイや花菖蒲を見て楽しんだのが6月。
約三ヶ月ぶりの東海道五十三次の旅です。
スタート地点とする箱根口の交差点まで行き箱根旧街道を歩いて畑宿までが今日の目標。
旧道はバスが運行しているので、歩けないと判断したらバスで帰路へ着く予定。
国道へ出て300メートルほど歩いた右奥にあるのが山角天神社。
祭神は菅原道真公で創建年代は古く不明であるが、小田原北条氏時代と伝えられる城下町図には天神社が記されているそうです。
小田原市重要文化財に指定されている『菅原道真画像』俗にいう『いかり天神』があるそうです。
再び国道に出て、新幹線のガード下をくぐり東海道線ガード下手前にに居神神社があります。
祭神は三浦荒次郎義意公、木花咲耶姫命、火之加具土神。
本殿左手には鎌倉時代末期の古碑群があり、そのうち板碑2基、線刻五輪塔2基、陽刻五輪塔1基は市街地に残る最も古いもので小田原市の重要文化財に指定されている。


JRの東海道線の高架手前を右に曲がった道が旧東海道らしいのでそちらへ。
国道1号線と平行した住宅街の道を進み左へ曲がった(国道1号へ合流)付近に板橋地蔵尊があります。
境内は広く公園として利用されていて遊具があり、子供達が遊んでいました。
境内にはお地蔵さんや明治戊辰の役の犠牲者となった官軍の軍監中井範五郎ら合わせて13名の氏名を刻んだ慰霊碑もあります。
地蔵尊の解説によればこの地方では新ホトケが出た時、その家族及び縁者が3年間続けてこの地蔵尊に参詣する習俗があり、毎年1月と8月の23日・24日の縁日に参詣すると個人に似た人に必ず合えるといわれているそうです。

国道1号に出てしばらくは右手上に箱根登山鉄道、左手下に早川とその先に石垣山と箱根ターンパイクを眺めながら緩やかな坂道を歩いて行き、小田原厚木道路の高架下で箱根鉄道の線路を渡り、旧道へ。
風祭駅を過ぎてしばらく歩くと右手奥へ行く道が見えて来ます。
通りから少し入った所の民家脇に風祭一里塚(道祖神)があります。
標柱によれば小田原市重要文化財、小田原の道祖神と書いてあり、後ろの解説板には江戸から21番目の一里塚と書かれています。
道祖神は丸彫単座合掌型1基と石祠型1基で横のワンコは地元の人が置いたもので単なる飾り?。
入生田駅を過ぎしばらく歩いて再び国道1号に出ます。
国道から1段上がった線路と平行した歩道をしばらく歩いて、湯本中学校近くの歩道橋を渡って道路反対側へ。
箱根湯本駅の手前にある三枚橋を渡ってここから箱根旧街道です。
目指す畑宿は春か彼方。
時計を見ると12時過ぎ、歩き出してから2時間が経過してお腹も空いて来た事ですので途中のコンビニでおにぎりと飲み物を購入。
地図を見ると早雲寺付近に公園があるのでそこで休憩と食事を取る事にしました。
湯本小学校を過ぎて公園はどこかと探していると目についたのが白山神社。
食事前の一仕事?ついでに参詣。
祭神:菊理媛命(きくり)、伊奘諾尊、伊奘冉尊
休憩前で疲れた体に参道の階段はキツかった。
早雲寺は大永元年(1521)北條早雲の遺命により、氏綱により建立された寺で北條氏五代の墓があります。
惣門とお寺の間にベンチがいくつか置かれていてここで休憩。
木陰でノンビリとおにぎりを食べつつ、汗で重くなったシャツを着替えてしばし休憩。

30分ほど、休憩もして禅宗のお寺らしい落ち着きのある早雲寺を眺めて気分もリフレッシュし出発。
箱根茶屋で見掛けた道祖神と箱根旧街道の一里塚。

湯本茶屋の宿街を通り過ぎてカーブの続く旧街道の道を歩きますが、歩道はなくなるべく車道にはみ出ないように歩こうと思いますが草が伸びており後ろから車が来るたびに立ち止まって車をやり過ごすちょっと歩行者には危険な坂道を登っていきました。
そんな道中、道路右手下に曹洞宗の福寿院というのを見つけ旧道から下の道を見てみると石畳。
今回の散歩?(散策・ハイキング・旅)で初めてみる箱根街道の石畳です。
この石畳は国指定史跡箱根旧街道で湯本方面の近道となっていて約255メートル続いているそうです。
ほんの数メートルですが、石畳を初体験。

ここまでで小田原駅を出発してから3時間40分経過。
このつづきは明日以降。

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