天気も良い事ですし、明治神宮へ行ってきました。
JR原宿駅から渋谷方面に下りてすぐのところにあります。
線路を跨ぐ橋を渡ると目の前に木製の大きな鳥居。
人の大きさと比べて頂ければ判る通りかなり大きな鳥居です。
普段散策の途中で見掛かる神社の鳥居とは大違い。
さすがに明治神宮は明治天皇と昭憲皇太后を御祭神としてお祀りする神社
何十年ぶりでしょうか?
玉砂利の上を歩いた記憶だけはあるのですが、御社殿はどうだったかの記憶もないかなり前に来た事だけは覚えています。
第一の鳥居をくぐり、第二の鳥居(大鳥居)第三鳥居と進んで行きます。
大鳥居の手前に解説がありますが、この鳥居は我が国で最も大きい木造の「明神鳥居」で高さ12メートル、柱と柱の間は9.1メートル、鳥木の長さ15.5メートル、柱の径1.2メートル、笠木の長さ17メートルだそうです。
第三鳥居の手前左には手水舎があります。手や口をすすいで清めてその先へ。
境内は塀で囲まれており第三鳥居の前は南神門、左右(東西)にそれぞれ東神門、西神門があります。
第三鳥居と南神門の間の左手にある建物は客殿。
南神門をくぐって中に入ると正面は御社殿で右手には神楽殿。
ご祈願の受けはこの神楽殿正面受付で行なうそうです。奉納土俵入りはこの場所。
参拝も終わり、敷地内にある明治神宮御苑へ。
御苑の拝観料は大人500円。
今の季節は花菖蒲が見頃を迎えています。
明治神宮の敷地は徳川家康が江戸入府の頃は加藤清正の下屋敷(別邸)と庭園で清正亡きあと加藤家が取り潰されたあとに井伊家の下屋敷として下賜され、明治になり井伊家より政府へ献上。
宮内省管轄となり代々木御苑と称され、明治天皇と昭憲皇太后がたびたび訪れた名苑。
苑内には隔雲亭、南池とお釣台、四阿、明治天皇が昭憲皇太后のために植えさせられた菖蒲田、加藤清正が掘ったと言われる清正井などがあります。
花菖蒲の見分け方
ショウブ(サトイモ科)
葉の特徴:幅が細く光沢がある。黄緑~緑
花の特徴:黄色の肉穂花序
生育場所:水辺に生育
カキツバタ(アヤメ科)
葉の特徴:幅が広く薄い
花の特徴:弁元に細長く白いすじ
生育場所:水辺に生育
アヤメ(アヤメ科)
葉の特徴:幅が細い。青白い緑
花の特徴:弁元淡黄色、まわり白色、紫色の筋(網目模様)
生育場所:乾いたところに生育
ハナショウブ(アヤメ科)
葉の特徴:中間、中筋がはっきり(表一本、裏側二本)、黄緑~濃緑
花の特徴:弁元が黄色い
生育場所:湿地に生育
苑内の奥、ご社殿に近い場所に清正井があります。
最近はパワースポットとして何かと話題ですが、先週は皇居東御苑へ行って今日は明治神宮御苑の清正井と来ていますが、どうなんでしょう?
排ガスだらけの場所から人工でも木々の覆い繁る場所に来れば気持ち良く感じる気がするんですが・・・。
ご社殿に参拝したし、御苑も拝観したところで本日のメインの散策は終了。
代々木公園を通り渋谷駅まで歩き帰路へ。
では。