とりあえず地元の神奈川県だけでも早めに巡礼してしまおうと車で出発。
まずは遠いところで小田原へ。 地図で大体の位置を確認してスマホのナビアプリに住所を入力してナビ任せで移動。
小田原厚木道路小田原東ICからマップでは左折でしたが、ナビでは右折。 どちらでも到着すれば良いので今日はナビ任せ。
山門前の駐車場に車を止めて坂東三十三観音第五番札霊場、飯泉山 勝福寺に参拝。
本尊は十一面観世音菩薩
開基は弓削道鏡法師
創立は天平神護元年(765年)
本堂前には二宮金次郎が本尊を礼拝している像があります。
御朱印は本堂右手の門をくぐった先で頂けます。
寄進された石仏がたくさんあります。
本堂前には樹齢千年を超えると言われている銀杏の大木。
住宅街の細い道を抜けて国道に出て、小田原厚木道路に小田原東ICから乗って大磯ICから一般道を走ってのんびりとした風景を眺めながら金目山光明寺へ。
お寺の駐車場に車を止めて参拝。
坂東三十三観音第七番札、金目山 光明寺 金目観音。
本尊は聖観世音菩薩
開基は道儀上人
創立は大宝二年(702年)
庭には水琴窟があり、水琴窟から延びた竹に耳を当てると音が聞こえます。
次は厚木にある長谷寺へ。
一般道をナビの指し示すままに走り、平塚市から伊勢原市を抜け、清川村を抜け回り込むように厚木市へ入り長谷寺へ。
飯山観音ですが朱塗りの欄干の橋が架かっており以前、宮ヶ瀬湖へ遊びに行った際に見掛けたのを思い出しました。
橋を渡り細い道を山中へ。
すぐに着くのかと思ってましたが、そこそこ奥まで進んで行きます。
途中、道が間違っていたらバックで戻るのではないかと心配しつつも無事駐車場に到着。
お寺は複数のハイキングコースの途中にあるようでもう少し暖かくなったら改めてバスで来ようかと思いました。
坂東三十三観音第六番札霊場、飯上山 長谷寺(飯山観音)
本尊は十一面観世音菩薩
開祖は行基菩薩
創立は神亀二年(725年)
山の中腹にあるお寺ですので眺めはよく厚木市内方面が臨めます。
石段を登り、山門をくぐってさらに石段登ると本殿。
本殿を正面に見て参道の左手奥から観音様の石像が坂東三十三観音の一番から本堂裏山を周り右手奥の三十三番まであり、一回りして巡礼。
駐車場下の公園では4月1日から桜祭りが行われるそうですが、まだ開花の雰囲気はなし。
続いて本日の最後。座間にある星谷寺。
一気に降って246号を少し走って、ちょっと登って星谷寺。
坂東三十三観音第八番札霊場、妙宝山 星谷寺(星の谷観音)
本尊は聖観世音菩薩
開祖は行基菩薩
創立は天平年間
星の谷観音の七不思議というのがあり、撞座一つの梵鐘(国指定重要文化財)、根下り紅葉の老木、観音草(別名田村麻呂草)、星の井戸、咲きわけの散り椿、楠の化石、不断開花の桜。
七つ書かれていて簡単な案内図もあったんですが、梵鐘と椿と井戸しか見つけられませんでした。
また、御朱印を頂く際のお布施ですが、通常は手渡しなんですがここでは券売機!
鎌倉の寺社で拝観料がSUICAで支払い可能だったこと以来の驚き。
今日1日車で走り回りましたが、結構きついものがありました。
埼玉や千葉はともかく栃木や茨城は泊まり覚悟で行くしかないんでしょうね。