最近は本は買わずに図書館に予約を出して読むようにしています。
予約してから、何か月か経ってから手元に届くことが多いです。
この本も、何がきっかけで予約したか忘れたころに届きました。
手に取ると厚いし、ファンタジーのジャンルで、苦手なカタカナの名前の登場人物。
なんで予約したんだろう?
でも、予約した時は「読みたいと思ったんだろうな」と取り敢えず読み始めました。
読み始めたら ”面白い” 本を読んで泣くことは珍しいのですが、途中涙が
滲むこともあり、久しぶりに楽しい読書でした。
あらすじ
未知の土地レーエンデへと訪れる事になった歴戦の英雄ヘクトルとその娘ユリア。
2人がレーエンデで元傭兵のトリスタンと出会った時、大きな物語が動き出す。
様々な種族と出会い、なし得たい目的を進めるうちに、レーエンデの全土を巻き込む事件にかかわる事になりユリアは自身の運命に立ち向かう。
宗教、種族同士の争いなど、現代社会でも問題になる事柄を根底に世界観が
構築されているから深く理解でき、尽きることない争いに心を痛めながらユリアとトリスタン、そして偉大なる父ヘクトルの活躍があまりにも熱く、泣ける。
全員が互いを思いやり、だからこそ起きた出来事に胸を打たれた。
ファンタジーの中の地図
主役のトリスタンとユリア
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