徳永写真美術研究所 Column


徳永写真美術研究所(TIPA)の日常コラムです。

カメラ目線で板書

2008-12-11 | 写真に関するお話

学校での授業のことです。

暗室作業時に使用する講義室には細長~い黒板があります。
連絡事項を書く時は、なんとなく黒板の幅にあわせて書いていました。

この前、ある学生が
「カメラ目線で黒板書きしてもらえると助かるんだけど・・・」と、言うのです。



その学生は分割して黒板を携帯電話のカメラで撮影していたのです。
連絡事項をノートにメモをするのではなく、カメラでメモを撮ってるんですね。
1カットで撮影できるレイアウトで書いて欲しいということなんだと気付きました。

あらためて学生の行動を観察すると、半数くらいの人がカメラでメモしていました。
カメラは筆記用具として機能するんですねぇ。

・・・と、いうわけで今週はカメラ目線で縦横比を考えて板書しました。

(いつもより筆圧を強くして書いたら、ぎこちない文字になってしまった。)



ご覧の通り次週は試験週間。
写真の授業は筆記試験はなく作品プレゼン&合評です。

Yoshie