チテイジンの徒然日記

 ☆ ミーハー目線で いろいろ書いてます ☆

☆ 祇園祭 2014 前祭 ☆

2014-07-22 03:31:50 | Weblog

今年の祇園祭は、49年ぶりに前祭と後祭になりました。

もともと祇園祭は、八坂神社のお祭りなのですが、前祭は神様をお迎えする
そして、後祭は神様をお送りする神事になっています。
なので、山鉾巡行の進行方向が、後祭りは前祭の逆方向になっています。
そして、それぞれの山鉾巡行と同じ日に、お神輿による神幸祭・還幸祭でも、
同じく神事が行われています。

鉾や山がある場所・鉾町は、八坂神社から離れているんですが、
京都の商家が集まっているところ、東京だったら日本橋、大阪だったら本町のようなところで、
その商家さんたちが、鉾や山を支え続けてきました。
京都新聞からの切り抜きですが、前祭は以下のような位置関係そして配置になっています。
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今年は、7月14日宵々々山に行ってきました。
友人が、大阪から二人やってきたので、すべての鉾を制覇するということで行ってきました。
今回は、四条通の歩行者天国が15日からなので、人も少なくてゆっくり見られました。

まずは、長刀鉾です。
巡行の先頭を行く鉾で、唯一お稚児さんの乗る鉾としても有名ですね。
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今年初の鉾さんだし、ナマ囃子だったので、テンション少し上がりました。
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本日のちまきは、売り切れていました。
そして、四条烏丸の交差点で信号待ちをしていると、あれあれこんなことがあるんでしょうか、
お稚児さんと禿の二人がやってきました。
今年のお稚児さんは、個人的にはあまり好きではないんですが、有名なお漬物屋さんのボンでした。
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四条烏丸を西に、函谷鉾にいつもだったら、歩行者天国の車道部分から写すんですが・・・・。
なぜか、ここは提灯が写しやすいです。
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室町を南に、鶏鉾(にわとりほこ)へ。
時代物なんですが、なぜか暗いイメージなので、あまり好きな鉾ではないんですが。
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綾小路を西へ、棒振り踊りで有名な綾傘鉾に。
綾小路にあるから、綾傘鉾っていうんだと思いますが・・・・・。
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中の綾の文字が綺麗です。
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鉾の一番上に付ける鳥の飾りもの。
そして、鉾の名前が付いているのは、昔は実際このような鉾があったようです。
こちらも、蛤御門の変で焼けてしまったようです。
京の町は、そして鉾町もご多分に漏れず、何度も戦火にあっているのです。
その都度、復興されて装飾も豪華になってきました。
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新町を南に、船鉾にやってきました。
「 チマキどうですか~ 」 の呼び声が、とっても可愛かったです。
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やっぱり、船鉾かっこいいです。
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後ろの部分も、螺鈿で豪華な装飾がしてあります。
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鉾なのに山の名称は付いている岩戸山。
屋根の上に、御神体を乗せた山です。
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四条まで戻ってきて、月鉾に。
こちらの鉾が、形が一番綺麗といわれています。
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こちらは、オリジナル商品も多くあり、団扇をかいました。
そのお蔭で、鉾に上がらせて頂けました。 (ただ鉾の上は、撮影禁止です)
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巡行当日乗せる稚児人形も一番綺麗といわれています。
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新町を北へ、放下鉾に。
この提灯に、隠れミッキーがあるらしい?
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錦を西に、蟷螂山にやってきました。
やっぱり、ビジュアル的にも
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この形、好きです。
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そして、東に戻って室町へ。
山伏山へ、こちらは建物の2階に飾り付けがしてあります。
ここから北は、去年までは黒主山・鯉山・役行者山など面白い山があったのですが、
後祭になるため何もありません。なので、暗くて寂しい感じがしました。
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でも、こちらには茅ノ輪くぐりがありますので、今年2回目ですが、くぐらせていただきました。
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室町を南へ、菊水鉾へ。
こちらは、重量が一番重たく、一番新しい・・・・いえ、今年からは2番目ですね。
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新しいだけあって、緞帳もとってもモダンなデザインです。
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他に、山がいくつかあったのですが、これで前祭の鉾は、すべて制覇しました。
やっぱり、こうして見るとやっぱり鉾はきれいですね。
祇園祭は、提灯の灯りに映った鉾さんにお囃子と、そして人の波があればすべてOKです。
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前祭は、これだけですが。
後祭のいいものを、次回アップしようと思います。