9月も最終日
爽やかな秋空が広がっています
連れあい、そばうち初段挑戦です
初段受験者です
15歳から80歳までの47人幅広い受験者です
この太めの人が連れ合い
緊張しています
第一回目です
それぞれ自分の道具など準備しています
皆さん準備が整ったようです
審査員の先生方が入場していよいよ始まります
始めの合図で一斉に・・・
こね鉢で蕎麦をこねています
台の上で薄く四角に伸ばしていきますが
つれあいは
この時後ろにしまったこね鉢を又台の上に出したんです。
一瞬、えっ、なにするの~
見てる私も頭が真っ白になりましたよ~
連れあいもすぐ気がついて鉢を戻して何事も無かったように生地をのばす作業にかかってほっとしました~
めん棒使って四角に伸ばしています
八つ折りにたたんで切ります
使った道具のかたずけです
終了宣言を時間内にしなければ失格です
40分以内に終わるのかとハラハラしましたが、
時間内に終了しました
最後の審査員の先生方のチェックです
お陰さまで初段合格の証書を頂く事が出来ました
この初段の審査でも努力賞、優秀賞、最優秀賞全部高校生でした
そして最高齢の80歳の方に特別賞が出ました
成績も6番目だったそうです
80歳になっても挑戦する姿
すばらしいですね~
連れあいも70過ぎての挑戦です
この年でこんなに緊張したのも良い経験だったと言っています
最後に審査員長の言葉が有りました
初段を受験された皆さんはこれから上段位を目指して頑張ってください
そのために一言解説させて頂きます
という事でした
一番大事なことは、基本を正しく体得すること
姿勢、台の前に立った時中指のまん中が台の高さに来るように踏み台などを使って調整する
その高さがそば粉と水をなじませるために混ぜる動作をスムーズに出来る高さだそうです
こねる時、体全体を使う事
腕だけでこねるより体を使ってこねれば楽に出来るのだそうです
伸ばすのもめん棒だけを前に出すのではなく体の重心も前に出すことで生地にストレスを与えないで
伸ばせるんだそうです
蕎麦打ちしたこともない私ですが、なるほど~
と思えるお話でした
自己流の癖がついてしまうと中々治らないそうです
だから初段受験したこれからやろうと言う皆さんに基本がどれ程大事かという事を理解して頂きたい
基本は、理にかなった打ち方です
基本を守る事は上達の早道
美味しい蕎麦を打つために是非基本をマスターして下さい
そして楽しんで蕎麦打ちして
御家族、友人、皆さんと美味しく食べて下さい
楽しむことが一番の上達になります
審査員長のお話で、私も蕎麦打ちの勉強が出来ました
二日間、認定会場に詰めきりで
老神温泉何処も歩きませんでしたが、
結構勉強になり楽しかったです
一か月猛練習した連れ合いもほっと肩の荷が下りたことでしょう
お互い良い経験でした