授業なんて○○だ!変な教師の成功仕事術

学校の常識とは違う事いっぱいだけど、すべて筆者の成功体験からの仕事術ばかり。変な教師なので、信じなくていいですよ。

理科のエレメントは問題解決学習?

2019-12-28 18:40:24 | 体育
理科の授業は、問題解決学習に即したエレメントがあります。

あれ?問題解決学習は、アウトプットが先だから、よくない方法だと、算数で書いてたよね。
そんな声が聞こえてきます。

算数の公式や、割り算の仕方、グラフの書き方なんて、習わなければ分かりませんよね。日常生活では、あまりインプットできない教科なのです。

理科は算数と違い、日常生活に即した学習。自然や生活の仕組みを解き明かす教科です。
だから、日常の生活そのものが理科のインプットになります。私たちは生まれた時から、様々な生活体験を通して、科学的な事象を見て感じて来ているのです。

理科の授業は、それらの事象から共通点や法則性を発見していく学習です。
だから、アウトプットから始める問題解決学習が有効なのです。

理科の授業はざっくり、観察と実験に分けられます。

観察は、観察してインプットした情報を、絵を描き、文章化し、アウトプットする授業になります。

実験の授業のエレメントは以下の通り。

学習問題を立てる。
予想する。
実験方法を考える。
実験する。
結果を書く。
考察し、まとめる。

言い方や順序は違う場合がありますが、ほぼこのエレメントで理科の実験で授業することができます。詳しく別の機会で。

授業のベストバランスは7:3

2019-12-28 00:42:04 | Weblog
教師が3で子どもが7
子どもの活動時間を確保して、
30分は子どもに活動させましょう。

例えば、算数なら、練習問題、ドリル各10分。
例題指導も、発問指示で半分以上10分は子どもに作業させましょう。間違っても20分全部教師の説明で終わらないように。

逆に、算数の問題解決学習なら、子どもの活動が30分になるという人もいるでしょう。しかし問題解決学習は、たった一問を45分かけてやる授業。できる子は1分で解くし、わからない子は45分わからないまま。練り上げで説明されても、自力解決出来ずやる気をなくしているから、嫌々聞くだけ。嫌々聞く事は、頭に入りません。やり方がわからないに時間だけ取っても、子どもに力はつきません。

以前に、体育の授業は子どもの運動時間をたっぷり取りましょうと書きました。具体的にはやはり7:3。45分のうち30分以上は運動させましょう。

他の教科も7:3。30分以上は子どもに活動させる。それが子どもに力をつける、よい授業です。