授業なんて○○だ!変な教師の成功仕事術

学校の常識とは違う事いっぱいだけど、すべて筆者の成功体験からの仕事術ばかり。変な教師なので、信じなくていいですよ。

授業のスキル基本のキ、その6。大事なことは三度いう。

2020-05-18 17:04:00 | Weblog

スキル其の四で、指示は1つずつと述べました。


スキル其の五で、言うだけでなく板書すると述べました。


しかし、まだ不十分な子がいます。教室の中には、特別支援が必要な子が、13割程度います。その中の、ワーキングメモリーが少なく、聴覚優位の子は、指示が1つで、板書してもできません。


また、スキル2のように、手に物なし、おへそを向け、口チャックでも、上の空の子もいます。おっとり型のADHDの傾向がある子は、注意が欠陥する時があり、自分の世界に浸っていることがあります。


こういった子たちは、指示が一度では聞き逃します。


ではどうするか?


子どもの特性がわかってない先生は、叱ります。

しかし、特性なので、叱っても直りません。また、同じ事を繰り返し、先生は叱ります。

これが続くと、その子の自己肯定感が下がります。


ではどうするか?


大事なことは、3回言えばいいんです。


例えば、

教科書25ページを開けます。25ページだよ。25ページ。などと言うと、その子に伝わります。


1回目は、気づかない。

2回目で、指示されてると認識する。

3回目で、指示の内容を理解する。


だんだん口調を強めちゃダメですよ。叱るのと同じです。優しく3回言えばいいんです。


こういった、授業のスキルの合わせ技で、授業がどんどん上手くなり、子どもがどんどん分かるようになりますよ。

さらに、勉強ができるようになると、教師わを信頼し、感謝してくれますよ。


僕は何度も子どもに感謝されました。教師冥利に尽きます。