そもそも体育ってなんぞや?
字の意味から見れば体を育てると言うことです。
定義づけて言えば、学習指導要領に定められている、体育の目標がそれにあたります。
心と体を一体としてとらえ,適切な運動の経験と健康・安全についての理解を通して,生涯にわたって運動に親しむ資質や能力の基礎を育てるとともに健康の保持増進と体力の向上を図り,楽しく明るい生活を営む態度を育てる。
文部科学省ホームページより転載。
簡単に言えば、健康になって体力をつけて明るく楽しく生活しましょう。ということです。
健康になるためには、体力をつけると言う事は周知の事実です。
なので、超簡単に言えば明るく楽しく体力をつけると言うのが体育の授業の目的といえます。
では実際に、学校の授業では楽しく体力がつけられているのでしょうか?
自分の体育の授業時間に、ある子を決めて、どれだけ運動しているかとストップウォッチで計ってみてください。
実は、子供自身が運動している時間というのは意外と少なく、10分程度。
ひどい授業になると5分も運動していないことがわかります。
僕は若い頃やってみましたが、7分程度で愕然としました。
では、子供が体動かさずに何をやっているのかと言うと、準備体操のやり直しや整列の仕方に10分以上時間をかけているのです。
準備体操はともかくとして、整列等は運動ではありません。
それが全員が揃わないからといって延々とやり直しをさせている授業が非常に多いです。
それも整列だけを何ヶ月もかけてやる先生もいるのです。
これでは当然子供の動く時間が少なくなるのは当たり前です。
それから、教師の説明が長いと言うことです。
子供たちを集めて鉄棒の仕方バスケットの仕方などを説明するのですが、これが5分10分は当たり前になっています。
そして子供が活動を始めるのですが、少しでも気になるところがあるとまた子供たち全員を止めそれを教えます。5分10分かけてまた説明です。活動1分、説明10分が繰り返され、授業が終わります。
これでさらに子供たちの運動する時間が奪われていきます。
それから、鉄棒やマット跳び箱などの授業では自分の番が来るまで列になって並び、自分の番が来るのは何回か、十何回かに1回のみです。
それも当然一瞬で終わります。学校は予算がないので器具がないので仕方ないですが、1時間の中に跳び箱を飛んだのは3回だけなどと言うこともあり得ます。
これでは子供に体力をつけると言うのは無理な話です。
そんな、子供がほとんど運動しない、教師がやり直しや説明ばかりしている授業は体育の目標達成している授業とは言えません。
しかし日本中の多くの学校でこのような教師の自己満足的な体育の授業が行えわれているのも事実です。
ではどんな授業が良い体育の授業なのか?
答えは明白です子供の運動時間をたっぷりとっている授業です。
もちろん45分の授業の中で、丸々45分子供を動かしっぱなしにしたら当然子供も疲れてしまいます。
そうではなく、教師の説明や指示は数秒と短く、次から次えと畳み掛けるように子供の運動をさせればいいのです。
どんなに教師がへたくそでも、子供がたくさん運動している授業が子供にとって良い授業です。
どんなにベテランになっても名人と言われていても説明ばかりして子供が全然動いていない授業は子供のためにならない授業です。
ぜひご自身のクラスの誰か1人を定点観察し、ストップウォッチで計ってみてください。その子が運動らしい運動した時間を計ってみてください。
おそらく、5分も満たないと思います。
整列や準備体操はやり直さない。
説明は短くする。
冬でも汗をかくぐらい運動させる。
これが、子どもに体力をつける授業です。
字の意味から見れば体を育てると言うことです。
定義づけて言えば、学習指導要領に定められている、体育の目標がそれにあたります。
心と体を一体としてとらえ,適切な運動の経験と健康・安全についての理解を通して,生涯にわたって運動に親しむ資質や能力の基礎を育てるとともに健康の保持増進と体力の向上を図り,楽しく明るい生活を営む態度を育てる。
文部科学省ホームページより転載。
簡単に言えば、健康になって体力をつけて明るく楽しく生活しましょう。ということです。
健康になるためには、体力をつけると言う事は周知の事実です。
なので、超簡単に言えば明るく楽しく体力をつけると言うのが体育の授業の目的といえます。
では実際に、学校の授業では楽しく体力がつけられているのでしょうか?
自分の体育の授業時間に、ある子を決めて、どれだけ運動しているかとストップウォッチで計ってみてください。
実は、子供自身が運動している時間というのは意外と少なく、10分程度。
ひどい授業になると5分も運動していないことがわかります。
僕は若い頃やってみましたが、7分程度で愕然としました。
では、子供が体動かさずに何をやっているのかと言うと、準備体操のやり直しや整列の仕方に10分以上時間をかけているのです。
準備体操はともかくとして、整列等は運動ではありません。
それが全員が揃わないからといって延々とやり直しをさせている授業が非常に多いです。
それも整列だけを何ヶ月もかけてやる先生もいるのです。
これでは当然子供の動く時間が少なくなるのは当たり前です。
それから、教師の説明が長いと言うことです。
子供たちを集めて鉄棒の仕方バスケットの仕方などを説明するのですが、これが5分10分は当たり前になっています。
そして子供が活動を始めるのですが、少しでも気になるところがあるとまた子供たち全員を止めそれを教えます。5分10分かけてまた説明です。活動1分、説明10分が繰り返され、授業が終わります。
これでさらに子供たちの運動する時間が奪われていきます。
それから、鉄棒やマット跳び箱などの授業では自分の番が来るまで列になって並び、自分の番が来るのは何回か、十何回かに1回のみです。
それも当然一瞬で終わります。学校は予算がないので器具がないので仕方ないですが、1時間の中に跳び箱を飛んだのは3回だけなどと言うこともあり得ます。
これでは子供に体力をつけると言うのは無理な話です。
そんな、子供がほとんど運動しない、教師がやり直しや説明ばかりしている授業は体育の目標達成している授業とは言えません。
しかし日本中の多くの学校でこのような教師の自己満足的な体育の授業が行えわれているのも事実です。
ではどんな授業が良い体育の授業なのか?
答えは明白です子供の運動時間をたっぷりとっている授業です。
もちろん45分の授業の中で、丸々45分子供を動かしっぱなしにしたら当然子供も疲れてしまいます。
そうではなく、教師の説明や指示は数秒と短く、次から次えと畳み掛けるように子供の運動をさせればいいのです。
どんなに教師がへたくそでも、子供がたくさん運動している授業が子供にとって良い授業です。
どんなにベテランになっても名人と言われていても説明ばかりして子供が全然動いていない授業は子供のためにならない授業です。
ぜひご自身のクラスの誰か1人を定点観察し、ストップウォッチで計ってみてください。その子が運動らしい運動した時間を計ってみてください。
おそらく、5分も満たないと思います。
整列や準備体操はやり直さない。
説明は短くする。
冬でも汗をかくぐらい運動させる。
これが、子どもに体力をつける授業です。