ときぶーの時間

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続ける事。

2016-11-14 05:00:12 | 日記
みなさん、こんにちは。
第二回富岡町放射線量測定が無事に終わりました。
お天気に恵まれ、風もなく暖かくて本当に気持ちの良い一日でした。


集合場所の富岡町役場。

今回参加して下さったボランティアさん、そしてご協力頂きました愛知県名古屋市「NPO法人チェルノブイリ救援中部」さん、福島県南相馬市「放射能測定センター南相馬とどけ鳥」さんの2団体様、本当にありがとうございました。


参加して下さったボランティアさんと談笑する松ちゃん。
今回、東京と地元富岡から参加して下さったボランティアさん、本当にありがとうございました。

前回同様、今回も富岡町の帰還困難区域の測定を松ちゃんが担当。
ここに入るのは彼しかいないです。


8時半頃にはみんなが集まりミーティング。

今回、富岡の計測をしてみて地表高さ1cmの場所より空間線量の方が高い場所があったり、町から離れた郊外で放射線量がわりと高い場所があったり、色々と知ることが出来て良かった。

なんでも自分でやってみると納得できるものがある。

今回は、うちのかみさんにも参加してもらい、かみさんは先輩ボランティアさんと組みとても親切にしてもらったようで「いい人に出会えたし富岡の計測に参加できて良かった」と言ってくれた。
ほんとみなさんに感謝です。


2つのガイガーカウンターの1つを地面に置き高さ1cmの場所を測った。

今回は測定しながら写真を撮るのにちょっと苦労しました。
余裕がなかった感じです。

僕が計測したのは富岡海岸付近から楢葉町近くまでの国道6号線からそれほど離れてない放射線量が一番低い場所でした。

他のメンバーの測定器には結構高い数値が表示された場所があったとか。


片手で高さ地上約1m付近を計測。

バインダーとボールペンを持ち2つのガイガーカウンターで計測終えたら記入し、重要地点の土壌を袋に採取して持ち帰るのですが、結構気を引き締めてやったんだけど一ヶ所土壌採取を忘れてしまい再度その地点に向かうはめに。(汗)


土壌の土を採取する福島県南相馬市「放射能測定センター南相馬とどけ鳥」の小林さん。
今回僕とペアを組んで下さった。

同センターには何百万円もする測定器があり、その測定機にかけて土壌の汚染を調べるんです。
小林さん、今回は本当にありがとうございました。


帰還困難区域の計測を行った松ちゃん。
午後2時半過ぎに戻ってきた。

彼は帰還困難区域の今の姿を話してくれた。
変わっているところは、もう以前の姿はないと。

帰還しない人の方が圧倒的に多い富岡町だけど、こうして自分で放射線量を計測し今の町を知ることが出来て本当に感じるものがありました。

今、原発事故で帰還困難区域に指定された双葉郡の大熊町と双葉町の2町の放射線量マップが作られていないとの事で、この2町の計測が出来れば双葉郡全域の放射線量マップが完成する。

他の町のことだけど、個人的に双葉郡全域の放射線量マップを見てみたいと思った。

今回の測定で町が少しづつ変化し新しい町に変わっているのを見て、郡内の他の町もそれぞれ変化していると思う。


福島第二原子力発電所が見える富岡の下郡山付近。

僕は放射線量マップの他に食品マップが作れたらいいなと思った。
アケビや自然薯とかタラの芽などの山菜、果樹、川魚など、採取してもいい場所とか食べられるものが分かれば帰還する人のためにいいんでないかなぁ~と、食い意地の張った僕の希望ですが。

帰還した人はそのうち絶対に山菜や魚やきのこを採って食べちゃうと思うんだよね。
放射能なんて見えないし臭いもないしで、あっても感覚が麻痺して怖さも忘れて気にならなくなっちゃうから、こういうのあってもいいんじゃないかなって。

自分が一番そういうくちだけどね。

昨日、弾丸娘と話したけど、放射線量測定は測定方法や測定場所を変えたり、測定する品種を土壌の土だけでなく増やしていくなど色々と変えながらやって行く。
これからも続けるべきだと思った。

今回、ご協力頂きましたみなさんに心から感謝いたします。
本当にありがとうございました。

それではみなさん、今日はこの辺で失礼します。
またお会いしましょう。









































コメント
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