皆さん、こんにちは。4月2日以来の更新になりますが、コロナウィルスで行くことが出来ませんでした。
4月中旬に予定をしていたのですが残念でした。
4月中旬に来てここの桜を見たかった。帰還困難区域の桜街道です。
毎日毎日報道される首都圏の感染者数増のニュースに、僕も絶対に今、行ってはいけないよなぁ~と感じてました。
それでも、4月の下旬に行こうと覚悟を決めたのですが、予定日の3日前に緊急事態宣言が全国に発令され、どうにもなりませんでした。
新しい牧場で元気に暮らす牛君のアップ。
ほんとに目が可愛いんですよ。
全世界に蔓延したコロナウイルス。日常の生活を一変し、これは本当に原発事故の放射能汚染より質が悪いと思いました。
仕事が無くなった人もいるでしょうし、早くワクチンが作られ全世界の人たちが助かるよう願ってます。
それでは前日の松ちゃんの話に移ります。
午前2時45分に起床し、かみさんが作ってくれた弁当を積んで4時に出発。
途中、圏央道阿見東から工事のための高速道封鎖で高速を降り、再度常磐道に乗るアクシデントはありましたが午前8時に到着。

朝7時前から起きて待ってくれていた松ちゃんと一緒に朝飯を食べた。
松ちゃんに「どう、引っ越し終わって楽になったんじゃない」と聞いたら「色々とあってまだまだだよ」と返って来た。
脱走した忍者牛2頭の世話を保健所のみなさんの協力を得て、餌付けの真っ最中だから気が休まらないようです。
脱走牛は人間を避けているので、迷惑かけてないだけありがたいです。
なので食事後すぐに帰還困難区域に身を潜めて暮らす牛の住処周辺を探索に出かけた。

帰還困難区域の草むらに置かれたエサ箱に配合飼料を入れる松ちゃん。

更に奥へ進むと古い牛舎があった。
脱走牛はここを寝蔵にしているようです。

入ってすぐ1輪車に餌を投入。
「きれいに食べてる。帰ってきてるみてぇ~だな」と一言。

その他のエサ箱に3つにも入れて「1匹は顔見せるんだけど、もう1匹はダメだ。俺が首に縄をかけるの失敗したから、警戒してすぐ逃げちまう」と、松ちゃんの反省の弁。
誰にも失敗はあるよと口にせず、心の中で僕は思った。
松ちゃんだって一生懸命にやっているのだから、いたしかたないこと。
ただ、松ちゃんの心の中では、引っ越しから2ヶ月過ぎているので何とか早く保護して新しい牧場に入れてあげたい一心なのだと思う。
彼はこの場所を去るときに「今は餌の心配いらねぇ~からいい。いっぱい草があるから腹いっぱい食えるべ」と変な安心をしてた。
引っ越した牛たちは牛たちで、松ちゃんの手を焼かせてます。
これは明日書きますので、皆さん、今日はこのへんで失礼します。
またお会いしましょう。